前回のエントリーが、ちょっとハードだったので、今日は、過去の営業先での話を。


今から、7~8年前だったかと思います。

とある方から、23区内の某エリアのチラシを数十枚受け取り、”ここの仕事を取ってこい!”と言われることがありました。


数十枚とはいえ、該当するのは、5社くらいだったかな。

当然?1ヶ月でより多くの回数を配布している企業にアポイントを取ることにしました。


こういうところって、今考えると、素直というか、単純な性格だというか・・・、何も疑問に思うことなく、”よし!、いっちょ取りに行くか?”とすぐに行動を移すところが、私らしいなぁと思います。”どうして、ここを取ってくる必要があるのですか?などという理由なんていらないんですよね。


”ただの電話をするためのリストよりも、実物のチラシがあった方がいいじゃん!ラッキー♪”というお気楽さで、言われるがまま、”この仕事取るぞ!”と思っていたのです。今考えたら、全ては自分との闘いだと、何となーく思っていたのでしょうが。


で、アポイントが取れたのは、2社。その後、2社とも、継続してご契約頂くことが出来ました。

契約率4割ですから、まぁまぁ・・・という感じです。


そのうち、1社は、2つの異なる事業をやっていました。2つとも、サービス業ではあります。

私が、お話をさせて頂いていたのは、役職があったのかな・・・あのオジ様。。。名刺には肩書きもなく、中小企業の”番頭さん”という感じでした。


この企業では、毎回のチラシのデザインの最終確認を社長がされるのですが、ちょっとした微妙なラインの修正があったりとか・・・、この番頭さんを通すだけでは分かりにくいな~と思うコトが何度かあったのです。


他の企業様でも、ことあるごとに、”社長に会わせて頂きたい!”とお願いはしていたので、ほとんどの経営者の方とは、面識がありました。そんな中、その企業様では、なかなか社長にお会いすることが出来ずに、試行錯誤をしていたのです。


そんなある日、”社長が会ってもいいってさ!”と番頭さんから連絡が入り、私はスキップをしながら、その企業様へと向かったのでした。


”こっち!こっち!”と番頭さんに、手招きをされます。

”ささ!早く、この中に入っちゃって!”と、事務所奥のドアから、1~2畳程度の倉庫?に通されました。


”ここのコトは内緒だよ?スタッフでも知らないんだからさ!”・・・と。


”えー!えー!えー!”


びっくりしました。隠し扉みたいなモノがあったんですよ!

番頭さんが、どこかのボタン?を押すと・・・、小さなエレベーターの扉が表れたのです!!!


そのエレベーターも、笑えましたよ!

ボタンが、上・下の2つしかないのです。そして、大きさで言えば、大人2人でやっと入れるくらいでしょうか。・・・あ、たぶん、ちょっと大柄な方だったら、入れないかも(笑)


意外と?スムースな動きをするエレベーターで、上がっていくと、開いた先は、社長室でした。(そこには、ドアもない!いきなり、社長室なのです・・・。)


扉が開いた先には、社長の大きなデスクが、ど~~~ん!

天井は吹き抜けのガラスのようになっていて、太陽の光がさんさんと輝いています。デスクの前には、ゴージャスな応接セット。


”どんな成金だよっ!”と心の中で、軽いツッコミを入れつつ、呆然とエレベーターから出ると、何ともまぁ・・・ナイスミドルな社長さんではないですか。上質なスーツを嫌みもなく、着こなして、颯爽と握手を求めてきました。


今考えても、あの社長室は凄かったな-。まるで、忍者屋敷のような隠しエレベーターですもの。

その後、しばらくして、そこの企業様との取引は、とある事情でなくなりましたが、2年前にふと・・・その企業の前を通ることがありました。・・・あの社長室は、健在なのか?気になるとこです。