営業職をし始めた頃に学ぶことは、最初の商談でクライアントが好反応・好感触だったかと言って、契約できるという訳ではないということではないでしょうか。
それは、先方企業の決裁途中で担当者以外に反対されたとか、予算に合わなかったとか、タイミングではなかったとか、様々な理由があるかと思います。
何度か、商談を重ねて、そして契約を得たり、失注をすることで、段々と人は学んでいくモノで、前回あそこでプチクロージングをしなかったから・・・、前回あのタイミングで資料を提出しなかったから、前回あの人に根回しをしなかったから・・・、今回はこうしよう、ああしよう・・・と試行錯誤を重ねていくモノです。
恋愛でも、そうですよね。
初対面でいきなりお付き合いをしようと思う人たちはなかなかいませんし、一般的に何度かデートを繰り返したり、友人という課程を経てから、お付き合いする場合もあります。
接触回数を重ねながら、お互いのことを理解しながら、お付き合いへと移行するか、否か。
もちろん、片方だけの意向でスタートする訳ではないので、お互いの合意を経てお付き合いへと繋がっていく訳です。
初対面で、一気にボルテージが上がるほどに、一緒にいて愉しかった・・・、相手も自分のことを気に入っていそう!次に会う約束も来週だし!・・・などとハイテンションになっていたとしても、必ずしも恋愛関係に発展するという訳でもありません。
二度目、三度目のデートで何が悪かったのか・・・プツンと連絡が途絶え、「最初のあの楽しさは何だったの?いやいや、でもきっと連絡が来るはず!」と思って連絡を待ったところで、やはり連絡も来ず。。。
「何だったのかしら・・・。」と思っても、もう遅い・・・なんてこと(笑)
恋愛は、良いのですよね。お互いの感情がありますし、失注(失恋)したからといって、言い方が悪いですが・・・、自分が哀しいだけで人に迷惑をかけるのではないですし、ね。
しかし、ビジネスの場合は、違います。
営業職という仕事を選んだのも自分、失注したのも自分。しかし、契約獲得して得た利益を企業で利益分配していくのですし、非営業職の人件費だったり、会社の設備投資もあります。契約獲得するという義務もある訳です。
そうなってくると、何度も何度も何度も・・・、同じ失注を繰り返すという人は、どうなのでしょうか。
一言で言えば、全てに詰めが甘すぎると思うのです。
思考するにも、計画を立てるにも、一つ一つの行動、電話や商談、挨拶に至るまで。そして、失敗しても、凹むだけで・・・、次への改善策とか考えない。もしくは、やはりちょっと考えたフリをして「十分反省した気になっている」。。。
やっぱり、詰めが甘いんです。
「これでいいや」ですぐに済ませてしまう。だから、何かを得ると言うことが少ない。だから、また失敗をする・・・、それも、失敗内容も反省内容も改善内容も、全てが中途半端。
「正しい努力」ではないのです。
そのくせ、辛い気になったりして、得ることも少ないし、失敗で凹んだ時のマイナス度も低いので、反発した時のプラス度も高くもなく、満足度も薄い・・・・・。
では、どうしたら良いのか??
考えて、考えて、考え抜いてみると良いと思うのです。まずは、過去の失敗を見つめるのは、面倒だし、嫌なことだけれども、失敗原因を紙に書き出すくらいの勢いで、掘り返してみましょう。見えてくるものがあるかもしれません。。。