昨夜は、関西のお客様が東京にいらっしゃっていたので、メンバーを連れて、飲みに行きました。
お客様と言いながらも、接待ではなく・・・、お客様のゴチ飲みだったりします(笑)
しかも・・・お客様を事務所近くに呼び出して、駅までお迎えにも行かず、待ち合わせのお店に呼び出すという始末![]()
以前の記事にも書きましたが、このお客様とは、8年近いお付き合い。途中、連絡は取り合っていたものの、東北や九州に行かれたりで、取引がない空洞期間が数年ありました。
ここにきて、お客様も役職になり、私の起業というタイミングもあって、お声掛け頂きまして、バタバタと企画書を提出して、関西に出張となり、本社稟議を通過して、ようやく取引3ヶ月目というところです。
私は、お客様が仕事を出せるようになったポジションに就いたから、起業祝いのプレゼントを兼ねた引き合いだったと認識していたのですが、昨夜聞いた話では、どうやらそうではなかったようです。
クライアント企業の課題抽出を行って、それに対する課題解決をプロモーションを通じて行うソリューション営業というスタイルを私たちは、取っています。そして、この企業様のように地域密着型の営業を行っている場合、エリアマーケティングは必須項目。私たちは、人口・世帯数などの、数値データも検証しますが、必ず現場確認を自らの目で行うことにしています。
しかし、今回、この企業様に引き合いを頂いた時には、時間もなく、出張費を捻出するには、成約率も低い状態でしたので、私は、数値データのみの検証で、現地をイメージして、企画書を作成するという方法を選択しました。
急いで、周辺情報を洗い出して資料作成をし、たたき台となる企画書を作成し、メールで担当者に送り、電話での打ち合わせ。何度か、修正をほどこして、本社に提出。手応えを感じたので、急遽、関西へと出張して、周辺を担当者と車で回り、後付けでの仮説ストーリーの確認を行って、本社上層部の方と商談を行うというハードスケジュール。
昨夜の話では、当時の担当者の方は、店内のオペレーションマネジメントや雑務でいっぱいいっぱいだったとのこと。基幹代理店では、今回のプロジェクトでは、自分がやりこなせないと判断して、本社稟議は通らないかもと思いながらの、見切り発車に近い引き合いだったようです。
「危ないじゃないですか!危うく、出張費用が、赤字になるところだったんですね!」とお客様に文句を言いながらも、今となっては、販促費も予定より多く捻出して頂いていますし、結果オーライな話です。
とはいえ、このお客様とならば、一緒に仕事をしたいというモチベーションがあるので、否が応でもクロージングをするつもりでもいました。また、この企業様や担当者の方に対して、私がこのプロジェクトのお手伝いをさせて頂くことに、「他の代理店には負けない」という強い意志があったことと、自らが価値を提供できるという根拠のない自信があったのです。
現状では、今回のプロジェクトの途中経過としては、本社の提示する目標数値もクリアしていますし、成功とのこと。業界としても見えない面もあって、プロモーションゴールの着地点を、私たちは、試行錯誤しています。しかし、またそのやりとりも愉しく・・・お仕事をさせて頂いています。
出張の際に、本社の方は、気さくに迎えて下さりましたが、誰しもがあのときには、「このプロモーションで成功するのか?」と不安はあったのかと思います。
昨夜、お話しをしていて嬉しかったことは、本社の方が、次に私が関西出張をする時を心待ちにしてくれているとのこと。顧客とのパートナーシップが、強くなったことを感じて、私は嬉しくなり、お酒も美味しく頂きました。
自然と本社の方や担当者、私たちのモチベーションのベクトルが重なっていることが、とても嬉しいのです。
広告の仕事は、水モノのようなところがあります。仮説検証を行って、プロモーションストーリーを創ったりしますが、誰しもが、これで絶対に成功する!とは言い切れることではありません。
しかし、ビジョンやプロモーションゴールの着地点をパートナー企業と同じイメージを描けた・・・という錯覚を感じることもあります。そんな時には、結果として成功することが多く、またその感覚は、私には麻薬のように感じます。だからこそ、仕事を愉しくも感じ、心地よい快感を得ながら、また次のゴールを目指そうと思うのです。