私は、パチンコ店のお仕事も幾つかさせて頂いています。


そんな訳で、先日とある某パチンコ関係のメーカーさんを訪れると、「近々、○○の景品コーナーが、am/pmになるんですよ!」と。


パチンコ店の景品と言えば、その昔は、偽ブランドであったり・・・。そもそも、「パチもん」という言葉も、ココから来ているというくらいに、イメージ的には、怪しい、良いものがないという感じです。


またまた、某景品会社の方と話している時も、「自分たちで扱っている商品を言うのもなんですが、パチンコ店の景品で欲しいものはない。」とか「だいたい、”ブランド品”という表現がおかしいですよね。」などと話をしていました。


というのも、パチンコ店は、風俗営業法下で営業されているので、たとえば、景品の上限額は1万円で、などという法令下で、景品も揃えなければいけないのです。だいたい、1万円以下のブランド品と言ったら、範囲が限られてしまいますよね。良いものがなくても、当然といった感じでしょう。


少し前から、ドンキ・ホーテとコラボレーションして、景品を仕入れているパチンコホールもあります。私も、視察に行きましたが、「う~ん・・・。」という品揃え。景品スペースの問題もあり、なかなか難しい様子でした。


そこに来て、表題の話です。


THE CITY/BELLE CITY相模大野店が、今日リニューアルオープンして、景品カウンターコーナーに、am/pmプロデュースの商品を揃えた業界初のコンビニコーナーを設置するとのこと。


残念ながら、視察には行っておりませんが、サイトの写真 を見る限りでは、パチンコ店の景品カウンターというより、まさにコンビニエンスストアのレジそのものですね。


約86平方メートルのスペースに、1,500アイテムの品揃えだそうです。

昔のパチンコといえば、紙袋に煙草やお菓子を満タンに詰めて帰るイメージがあります。


パチンコバブルに伴って、景品は豪華さを追求する方向に行こうとするものの、やはり1万円以下の景品にしなければいけないというのでは、限界があります。そして、その中で逆の方向にシフトして、低価格商品の品揃えで、「驚き」や「嬉しさ」を追求するというのは、さすがですね。


この動きは、今後も拡がって行くのではないでしょうか。

現在、パチンコ業界は、5号機問題に始り、勝ち組・負け組の二極化が進んでいます。

さて、パチンコ業界の変革に期待が募ります。