ようやく年末年始の体調不良から立ち直ったと思ったら怒涛の仕事仕事でブログの更新もままならないニワカでございます
この1週間に起きたラグビー関連の動きを簡単に振り返ってみますセレッソ?何それ美味しいの
全国大学ラグビー選手権大会決勝戦
天理大学55-28早稲田大
予想通りと言うより予想以上の天理大の強さでした。個々の選手のスキルでは早稲田も引けを取らないはずなのですが、天理は接点の強さ、気迫、チームのまとまりと完成度で早稲田を上回っていました。
決勝戦では足を痛めながら、熱く激しく、常に声を出してチームを鼓舞してきた松岡キャプテンの涙の勝利インタビュー。夏に部内で新型コロナのクラスターが発生した時は大きなピンチでしたが、多くの人に支えられてここまでやって来ることができました。大学選手権では、同じ関西リーグの同志社大が新型コロナのために出場辞退した分も頑張ろうという思いがあったでしょう。関西勢の思い、先輩たちの思い、支えてくれた人たちの思い。さまざまな思いを背に戦い、つかみ取った日本一。本当におめでとう
大学選手権が終われば次はトップリーグとしては最後の2021年シーズンが開幕する予定でしたが、複数のチームで新型コロナの陽性反応が多数出たため、開幕を2月上旬~中旬に延期することになりました
ちょうどJリーグがシーズンオフなので、週末はトップリーグを見に行くつもりで第1節から第4節までのチケットを確保していたのですが、新たに日程を組み直すのですべて払い戻し開幕戦は初めての豊田スタジアムでトヨタvsサントリーを見るはずだったのに、ワールドカップのニュージーランドvsイタリア戦に続く中止
パロマ瑞穂といいグランパスのホームスタジアムにはロクな思い出がない
開幕が遅くなるため、当初のファーストステージ→トップリーグチャレンジの上位4チームを加えたセカンドステージ→上位8チームのプレーオフトーナメントのフォーマットにも変更が加えられます
緊急事態宣言以後も一向に感染者が減らない状況で、2月の開幕が本当に可能なのか不安いっぱいですそれでもスポーツが身近にあることが当たり前だった1年前は、楽しみにしていた試合が中止になると喪失感が大きすぎて心の整理がつきませんでしたが、Jリーグが再開されてからはスポーツを見られることに感謝するようになったので、気持ちを切り替えて開幕を待とうと思います。試合ができなくて一番辛いのは選手なのですから
2022年から新しくスタートするトップリーグに代わるリーグ戦のフォーマットが発表されました。参入希望の25チームをディビジョン1~3に分け、ディビジョン1が12チーム、ディビジョン2が7チーム、ディビジョン3が6チームになるということですラグビー新リーグ 大会フォーマット決定のお知らせ
ディビジョン1の上位チームが海外リーグの上位チームと対戦することを前提にしているという点が斬新です日本ラグビーの強化という点でいいことです
ディビジョン2のチーム数が奇数だったりディビジョン3が年間10試合しかしないのは大丈夫?と思うところはありますが、楽しみです
ディビジョン分けは6月に発表される予定で、今シーズンのトップリーグとトップチャレンジリーグの成績が参考にされるということですが、大阪に本拠があるNTTドコモレッドハリケーンズと近鉄ライナーズがディビジョン1に入ってほしいです
最後に秩父宮ラグビー場の移転の話題新秩父宮ラグビー場、完全密閉型屋根付きアリーナへ
一言で言えばなんやこれフザケてるわというのが結論です確かに秩父宮は老朽化が進んでいて(特にトイレが少ないのは致命傷)快適なスタジアムとは言えませんが、改修という点では花園ラグビー場といういいお手本があるのに、人工芝の屋根付き多目的アリーナって…秩父宮は「ラグビー場」ではなくなるわけですね
まあもともとが神宮外苑再開発というゼネコンの利権絡みの計画から出ている話なので、プレイヤーやファンのことなんか考えるはずはありませんその点花園は、2019年ワールドカップに合わせて「ラグビーの街東大阪にふさわしい国際基準の専用スタジアムを作る」という明確なビジョンのもとに改修されました
それにしても、首都の中心地に徒歩10分圏内で新酷立競技場と秩父宮「ラグビー場」というファンとアスリート無視のスタジアムを2つも作ってしまうこの国のスポーツ行政の貧困は何とかならないか…と思わせるニュースでした