年が明けてからラグビーの話題ばっかりのニワカでございます
選手の契約しか話題がないセレッソはどうしても触れたくない問題があってスルー
9日に花園ラグビー場で行われた全国高校ラグビー大会の決勝は、桐蔭学園が京都成章を32-15で下して、2年連続3回目の優勝に輝きました。
戦前の予想で優位と見られていた桐蔭に対して、京都成章は伝統のピラニアタックルでよく食い下がり、前半を10-10の同点で終えました。しかし準決勝の大阪朝高戦と同じように、桐蔭は後半の立ち上がりに2トライを連取して試合の主導権を握り、その後もディフェンスの疲れが見える京都成章に対してトライを重ねて突き放しました。京都成章は終了直前にLO本橋が意地のトライを返しましたが及ばず、初優勝はなりませんでした。
終わってみれば桐蔭の強さが際立った大会でした。冬の花園では毎年のようにベスト4に名前を連ねながらなかなか決勝戦で勝てませんでしたが、昨年7回目の決勝戦で初めて単独優勝し、今年は昨年以上の圧倒的な強さで、第89~91回大会の東福岡以来の連覇を達成しました。かつて啓光学園も東福岡も、決勝戦で何回か負けた後に初優勝してから連覇を達成しましたが、桐蔭も同様にこれから黄金時代を築くかも知れない、そんな予感をさせる強さでした。
Jスポの感動的な大会ハイライト
大会の優秀選手と卒業後の進路やっぱりみんな関東に行っちゃうのね
PR 田中 諒太(桐蔭学園3年)
PR 本田 啓(東福岡3年)→東海大
PR 宮内 慶太(東福岡3年)
PR 森山 飛翔(京都成章1年)
HO 中山 大暉(桐蔭学園3年)→慶應大
HO 平生 翔大(関西学院3年)
LO 青木 恵斗(桐蔭学園3年)→帝京大
LO 田島 貫太郎(東福岡3年)→明治大
LO ディアンズ・ワーナー(流通経済大柏3年)
LO 本橋 拓馬(京都成章3年)→帝京大
FL/No.8 薄田 周希(東海大大阪仰星2年)
FL/No.8 金 勇哲(大阪朝鮮高級学校3年)→明治大
FL/No.8 倉橋 歓太(東海大大阪仰星3年)→帝京大
FL/No.8 佐藤 健次(桐蔭学園3年)→早稲田大
FL/No.8 福田 大晟(中部大春日丘3年)→明治大
FL/No.8 ブル・セコナイヤ(大分東明3年)
SH 細矢 聖樹(國學院大栃木3年)→早稲田大
SH 宮尾 昌典(京都成章3年)→早稲田大
SO 楢本 幹志朗(東福岡2年)
SO 安田 昴平(御所実3年)→明治大
CTB 秋濱 悠太(桐蔭学園3年)→明治大
CTB 近藤 翔耶(東海大大阪仰星3年)→東海大
CTB 寺下 功起(東福岡3年)→明治大
CTB 松澤 駿平(京都成章3年)→帝京大
WTB/FB 大畑 亮太(東海大大阪仰星3年)→筑波大
WTB/FB ナコ ジョアペ(大分東明3年)
WTB/FB 金 昴平(大阪朝鮮高級学校3年)→明治大
WTB/FB 辻野 隼大(京都成章3年)→京産大
WTB/FB 矢崎 由高(桐蔭学園1年)
明治・早稲田・慶應・帝京の関東対抗戦グループに有望な人材が集まる中で、東福岡の「走れる3番」本田が東海大に進学します。明治は箸本、早稲田は丸尾と、それぞれキャプテンを務めたNo.8の後釜としてキャプテンシーのある選手を迎える感じです。仰星の大畑は京産大→神戸製鋼ではなく筑波大の道を選びました
ニワカの注目は帝京。間違いなく今大会の双璧を成した両LOの青木と本橋が加入します。帝京のFWには大阪桐蔭で花園優勝した江良と奥井が1年生ながらレギュラーに定着しており、2人の加入でさらにFWが強くなることが予想されます。
花園を沸かせた選手たちの新たなステージでの活躍を祈っています