●天皇杯第100回全日本サッカー選手権大会 準決勝
2020.12.27 パナソニックスタジアム吹田
ガンバ大阪2-0徳島ヴォルティス
得点:(ガ)パトリック53分、福田82分
<ガンバ大阪>
渡邉→宇佐美 貴史(61分)
小野瀬→福田 湧矢(81分)
矢島→奥野 耕平、倉田→塚元 大(87分)
<徳島ヴォルティス>
内田→石井 秀典(33分)
藤田→岸本 武流、浜下→渡井 理己(61分)
鈴木→河田 篤秀(74分)
天皇杯準決勝のガンバ大阪vs徳島ヴォルティスを
パナスタに見に行きました
もう一つの準決勝で川崎が勝ったので
ガンバが勝てば
セレッソのACLプレーオフ出場が決まります
がんばれー(棒読み)
立ち上がりはガンバが前線からの積極的なプレスで
押し込みますが
ペースを取り戻した徳島も
得意のパスサッカーでチャンスを作り出します
しかし決定力に欠けて
ゴールを挙げることはできません
ガンバも得点源のパトリックが
ゴール前で仕事をできず無得点
両チームとも互いの良さを消し合う堅い試合運びで
0-0で前半を折り返しました
徳島は後半4分に
左サイドからのクロスで決定機を迎えますが
垣田のシュートはバウンドが合わずバーを越えます
その4分後にガンバが先制
徳島のパスミスを奪ってショートカウンターを仕掛け
右サイドからのクロスを倉田がボレーシュート
GKが弾いて混戦になったところを
パトリックが押し込みました
それまで消えている時間帯が長かった
パトリックですが
ここぞというところで決めるのはさすがです
ガンバはリーグ戦で先制した試合は15勝0敗3分
先制された徳島は
さらにボールの支配率を高めて攻勢に出ますが
ガンバの強固な守備ブロックを
崩しきることができません
三浦、キム・ヨングォンのCBコンビとGK東口が
安定したプレーでゴールに鍵をかけます
途中から出場した宇佐美は
攻撃のバリエーションを増やします
徳島が攻めあぐねている間に
またもパトリックの働きで
決定的な2点目が入りました
自陣で徳島の選手からボールを奪った
パトリックを起点に
右サイドでパスをつないでいき
DFの裏へ飛び出した福田にパトリックがスルーパス
福田はGKが出てくるところを見極めて
冷静にゴール左隅に決めました
2点ビハインドとなった徳島は焦りと疲れから
攻撃が機能しなくなり
ガンバは交代で入った若い選手が躍動します
ガンバは追加点こそありませんでしたが
無失点でしっかりと守り切り
東口が徳島のシュートをキャッチしたところで
試合終了
ガンバが勝って元日の決勝戦へコマを進めました
決勝がJ1チーム同士の対戦になったことで
セレッソの来シーズンACLプレーオフ出場が確定
ガンバありがとー(棒読み)
徳島はJ2を制したポゼッションサッカーで
真っ向勝負を挑み善戦しました
ボール支配率とシュート数はガンバを上回りましたが
FWの決定力不足に泣いた形となりました
しかしJ1での戦いに希望を持たせる試合内容でした
ガンバは堅い守備をベースにしたたかな試合運びで
徳島の挑戦を退けました
決勝の相手の川崎にはリーグ戦で2敗
川崎が優勝を決めた試合では0-5と大敗していますが
今度は絶対王者にどこまで食い下がれるか
元日の決勝戦が楽しみです