昨年2023年、香港シュートボクシング協会が開催した【ENERGY FIGHT2023】に参戦し、三階級タイトルマッチに挑戦した日本シュートボクサー3選手、

Possible-K(叶屋 啓)K-GROUTH

 

手塚翔大(GONGGYM坂戸)

 

朱里グラップリングシュートボクサーズジム(グラップリングシュートボクサーズ)

 

この試合について追記

 

このイベントが確定する前哨として香港からプロモーション活動とシュートボクシングをより理解するために香港選手、レフェリージャッジそしてフロントまでが一丸となって何度も日本に来日し、シュートボクシング協会のノウハウを学び、このイベントを成功させた香港シュートボクシング協会にプロモーション側の人間として学ぶべきものもたくさんあり、勉強になりました。    

 

新しいものを作り上げるということは日本だけでなく、どの地でも並大抵の苦労でないことを前置きに。

 

 

 

 

当初予定していたシュートボクシング香港開催という情報から予測して受けた所属選手派遣でありましたが当初の開催地、香港島から中国広東省佛山(フォシャン)に開催地が変更したりと難航した模様。

 

変更により日本から参戦する選手団もビザの取得から難航しました。

 

当時の状況で香港での試合の場合、VISAが簡易取得でしたが、中国広東省へ変更したことで入国VISAから個人で動かなければ取得が難しい状況であり、書類を調べることから始まり、申請書類を作成、中国VISA発行のため監理局へ何度か足を運ぶという作業を全員行うことに。

 

私たち東海圏の中国ビザ管理センターは名古屋の中心部の某商社ビルの一角にあり、フロアーの小スペースにある管理センター内、3つの窓口が月曜から金曜の9:00-14:00までというかなり限られた時間内の営業時間内に申請手続きを行わなければならないといったもの。 

 

これが愛知県内だけでなく愛知、岐阜、三重、石川、富山と東海北陸県内からビザ申請希望者がごった返すというなかなかの環境、書類が一つ欠けても出直ししなければいけない厳しい申請を短い期間の中、遠征関係者全員がVISA発行手続き完了し、無事渡航まで至った。

 

こういう案件は何でもトライしないと経験できないので、とりあえずどんな案件もまずはトライし、自身で行うことを選手には都度お薦めする。

 

出発は名古屋→東京成田、2時間半ほど

 

成田から選手団で香港へ 5時間

 

空港から香港協会のピックアップバスで陸路、フェリーで珠海→バスで開催地の広東省 佛山。3時間

 

 

 

所要時間12~13時間かかる長旅となってしまう大変な移動でした。

 

行けども、行けどもなかなかゴールが見えない行路は計量前の3選手には私たち以上に相当過酷だったと思います

 

こういう案件もないほうがいいのですが、初めての地では常に憑物であり、選手の皆さんはこういった経験をすることでメンタルが強化するとポジティブに捉えてほしいとおもいます。

 

移動時、今回搭乗した機内でも水とパン、減量中の選手に合わせ到着時のコンビニで軽食とほぼ飲まず食わずの移動でさすがにホテル到着直前の深夜時間も考慮し、食事は用意してください。と事前にお願いする。

深夜3:00近くに無事チェックインした後、用意された食事は竹串に刺さった羊肉、香辛料、八角の香りがする串焼きを食べ何とか無事到着となりました。

 

こうした他国への遠征では食事やその地区での移動など事前調査も必要ですが、なによりイレギュラーに対応できるメンタルとなんでも食せる健康な内臓を常に作ってほしいと思います。

 

翌日から行うのは周辺の調査。 

 

まずは関係者情報で確認していた会場、ホテル、選手が動くスペース確保、サウナがあるのか否か。水抜き用にホテルのバスタブの有無。  この情報は現地到着でチェックイン後に確認。 

 

まず現地調査に入り食事ができる店の確保、コンビニエンスストア、トレーニング施設の有無などを真っ先に行う。 

 

今回も何店舗か徘徊し、ホテル近くのマクドナルド、ホテル敷地内の店舗、タニシで出汁を取った【タニシラーメン】、羊肉串焼きの居酒屋、オープンしているかわからないカフェ、とこの4店舗とコンビニが飲食の中心となるであろうことが確定。

 

もう1つの目的、ホテル周辺を歩き会場を探すこととトレーニングできるスペースの確保。

 

広東省佛山 という観光地にリゾートとして建設されたような、湖を中心にテナント、ホテル、施設と隣接しこの地を会場に選んだのもなるほどな。と思えるロケーション。 

素晴らしいロケーションではあるが、日本でも情報が入っている中国の不動産バブルの崩壊の影響なのか、この地でも施設内の空き店舗の多さと建設途中の高層マンションの多さが目立つ。

 

 

 

 

 

探索していると早速クンフーのジムを発見しアポなしで突撃、ジムのトレーナーらしき人物に名刺を渡し今回のプロモーション参戦のため日本から来たことを片言に伝えると手招きで外へ連れていかれる。

 

ジムの隣の施設がイベント会場であったらしく、会場で主催のボンバージム面々と会うことができた。

 

イベント前日の会場では2リングを設置しアマチュア大会を開催しており、底辺(アマチュア)の活動を同時に行いつつ、翌日大きなイベントを行うという大変な作業を彼らは行っていた。

 

その夜にはアマチュアで使用していたリングを撤収し、プロイベントENERGYFIGHT のリングを設営するというかなりの労働を。

 

 

 

選手トレーニングを行う施設も会場のリング、公園、どこでも可能ということが確認でき任務は完了。

 

試合前日、イベント会場スペースでメデイアを入れ、公開計量と試合前インタビュー撮影など、香港でも大きく取り扱われるイベントとして配信されている。

 

 

 

 

 

 

試合当日 日本シュートボクシングチームは朱里、手塚、ポッシブルと4タイトルマッチのうち、3つのタイトルマッチを

シュートボクサー3選手が挑んだ。

 

 

 

 

 

 

試合結果などこちら

 

 

 

 

私個人、朱里グラップリングシュートボクサーズ、 私自身がマネジメントし、指導する選手であり、2017年の香港遠征を最後に6年間のブランクから復帰してみせた努力と辛抱、格闘技に対する執念に脱帽し、家族や周囲のサポートに感動させられた遠征でありました。 5R判定負けという結果ではありましたが6年のブランクから5Rのタイトル戦に挑みフルラウンド戦えたこと、試合直後にすぐ試合をしたいと直訴してきたことだけで今回は大きな収穫であったと思います。

 

2024年3月9日に韓国イクサンで開催する【MAXFC/DOUBLEG】合同興行でノンタイトルながら女子フライ級現王者チェ・ウンジとの試合が控えています。 

 

 

 

    

 

手塚翔太選手、アウェイの地で唯一のベルト戴冠。 

2017年に行われた香港【ENERGY FIGHT】でのシュートボクシング香港協会のシュートボクシングルールに対する正しい捉え方、〈本戦での僅差判定は延長に突入〉この時のタイトル戦で再延長、再々延長と突入し、日本人選手が苦しんだ記憶があるだけに3名とも苦しい戦いになるのも想定していた。 

 

手塚選手、本戦優位に進めるも本戦5Rでドロー。予想通り延長ラウンドに突入、ここでエンジンをかけ続けた手塚選手は凄かった。 アウェイ国でのベルト戴冠は本当の自信に繋がる意義のあるベルトになると思います。

手塚選手、凱旋試合として今年2月10日後楽園ホール シュートボクシング2024act1に出場、COMBATE GLOBAL

対抗戦ではミハエル・レイズをTKO 1R2分57秒 ※レフェリーストップで下し覚醒をしっかり魅せている。

 

シュートボクシングSフェザー級のベルトに照準を定め、SBのベルト獲得を期待します。

 

 

 

 

ポッシブル選手 自身でジムを立ち上げ、試合内容が非常にいいポッシブル選手、私が主催するSB【ヤングシーザーカップセントラル33】でも接戦が予想された試合を一方的なKO勝利、後楽園ホールでも延長ラウンド劣勢からの逆転KO勝利と素晴らしい試合をここ数戦見せており、私は今回も勝利を予想していた、

対戦相手のヘイデン選手、シュートボクシング香港Sライト級王者であり、【ENERGYFIGHT】主催の向伯瑛氏の子息、

本戦では要所に繰り出すショートアッパーやボデイーを的確に捉え優位に進めたポッシブル選手。

ここでも判定はドローで延長ラウンドに突入、

延長ラウンドで最後の力を振り絞ったヘイデンの首投げが決まり、このポイントが決定打となる。

本戦から何度も心折れた表情をしていたヘイデンを生き返らせた 延長ラウンド突入前のインターバルでの親父の檄が印象的でした。 

惜しくもベルトは獲得できなかったポシブル選手、2024.2.12 SUK WAN KINGTHONG 1st
 東京・新宿FACEで判定勝利し、次戦のスックワンキントン タイトル戦が決定。 

ポッシブル選手も今年SBライト級のベルトを照準に絞っていると思います。

 

 

今回ベルトを戴冠したのは手塚翔太選手1選手でしたが、3選手が様々な思いを持って挑んだこの大会、サポートに就いた面々、すべてがいい流れで試合に向き合えたのではないかと思えた遠征だったと思います。

 

 

2023年11-22-11/27 香港で開催されたIFMA HONGKONG【EAST ASIA MUAYTHAI CHAMPIONSHIPS 2023】“東亜泰拳錦標賽”チームジャパンとして4年ぶりに参戦。

 

 

 

この大会も、日本に限らず世界中で拡大したCOVIT-19の影響で長らく休止していたイベントであり、2022年に香港内での活動開始から2023年に入り、やっと東アジア各国へのオファー、今大会は香港、台湾、中国、マカオ、韓国、インド、バングラデイシュ、モンゴル、そして日本と9か国の参加で開催された。

 

チームジャパンとしての参加はシュートボクシング協会として受け、

 

●FEMALE‐45㎏級 下園千里(莉都)選手 (NJKF矢場町BASE)

 

●FEMALE‐48㎏級 神保由梨香(ユリカ.グラップリングシュートボクサーズジム)シュートボクシング協会

 

●MALE ‐57㎏級 二田水敏幸(NEXSPORTS)シュートボクシング協会

 

オファーを受けたのが8月末、オファー期間も短く、参戦経験のあるユリカGSBジム、二田水の2選手と初参戦下園選手⒊選手で参戦しました。 

 

22日セントレアから香港へ出発、約5時間(時差1時間)のフライトで香港へ。

 

香港へ到着するとピックアップの主催者バスで香港島湾仔にあるホテル【DOOSETWANGCHAI】へ。

 

主催のMUAYTHAI ASSOCIATION OF HONGKONG CHINAがホテルを借り切り、初日ミーテイング、トーナメント抽選、計量会場を設置。

 

選手滞在中のホテル内アスレチックルーム、食事ビュッフェ、ランドリーなどもすべて完備され選手団への配慮もしっかりされたものになっている。

 

ホテルの目の前にジョッキースタジアム競馬場がありその日も大きなレースが開催されていたようで人も多く。

 

  

 

当日主催者が用意した食事会は選手は参加できないので私とコーチ兼通訳で帯同した野田和哉(FIGHTSIENCE)で参加。 

 

いつもはミーテイングに参加し各国チームでのトーナメント抽選が行われるが今回、到着便がミーテイング時間に間に合わず、トーナメントは主催者に委ねた形で決定。

 

一回戦からの出場があるのはユリカのみ、45㎏級下園、57㎏級二田水はシードで準決勝からのスタート。

 

翌朝、初戦のユリカはAM7:00から計量とメデイカルチェックを行い、朝食、14:00から始まるトーナメントに向け、昼食に米麵を食べ会場へ。 

 

トーナメントであるこの大会、試合前、AM7:00-9:00の合間に計量があり、食事をとって午後から試合がスタート。

勝ちあがればまた食事をしてウェイト調整、また翌朝計量とメデイカルチェック→試合の流れで4日間が続く結構過酷なトーナメント。 

 

 

 

勿論、想定内の毎試合計量で選手も無理のない1階級上のクラスでエントリーをしての参戦。

 

会場となる【queen Elizabeth stadium】、ホテルを出て遊歩道を潜りすぐの建物でホテルと会場をこの4日間行ったり来たりする。

 

会場の規模は横浜文体ほどの大きさだが、3Fまである雛壇で中央に設置されたリングで行われる競技を観戦するにはどの席で観戦しても観易い、試合をする選手もテンションが上がるであろう素晴らしい会場。

 

 

 

 

初参戦から毎回、どの国の選手よりも早く会場入りし、誰もいないリングでウォーミングアップを行うのがチームジャパンのルーテイン、今回も変わらずユリカ、下園でリングを使ってウォーミングアップ。

 

開会式 → 各国チームマネージャー参列→主賓挨拶→テープカットと入念な行事進行がアジア圏イベントの特徴。

香港メデイアがチーム香港の活躍を香港全土に流す大会であり、香港の、香港による、香港のための大会であることが

大体的に行われているのも面白いところ。

 

  

 

23日 初日、女子51㎏級 ユリカ1回戦、台北選手に3分×3R フルマーク3-0の判定勝利で準決勝に駒を進める。

 

 

 

24日 2日目、準決勝 

女子45㎏ 下園、台北選手に3R 2-1のスプリットで判定負け。 女子51㎏級 ユリカ、INDIA選手 3R判定勝利で決勝進出。  

 

25日 3日目 準決勝

男子57㎏級 二田水 台北選手に3R 首相撲で圧倒、フルマークの判定勝利で決勝進出。

26日 最終日 決勝

女子51㎏級 ユリカ、香港選手との決勝、フルラウンドの攻防、判定負けの準優勝。

男子57㎏級 二田水 モンゴル選手との決勝、強打でダウンを喫し、2R鼻からの出血、鼻骨骨折の疑いもありレフェリーストップ。準優勝。

 

  

 

 

 

 

 

 

〇45㎏級 下園  3位ブロンズメダル。 

 

  

 

〇51㎏級 ユリカ 準優勝シルバーメダル 

 

 

 

〇57㎏級 二田水 準優勝シルバーメダル

 

 

 

全選手メダリストとして帰国させることができ、チームジャパンとしても久しぶりの香港でしっかりと日本をアピールできた参戦となりました。

 

 

 

 

 

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こんにちは、WDSです。

 

 

 

 

 

 

 

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8oz/10oz 11,000円(税込)

 

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¥13,200(税込)

 

 

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通常カラーのブラックも入荷予定となっておりますが

価格改定によりブラックは4月から販売価格が変わりますので

気になる方は価格改定前にぜひお買い求めくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは、WDSです。

 

 

 

 

 

 

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【RED】

 

 

 

 

 

 

 

 

【BLUE】

 

 

 

 

 

前回ご紹介いたしましたブラック

こちらのレッド・ブルー

 

サイズ、入荷数量が少ないので

気になる方はお早目にどうぞ。

 

 

 

 

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公武堂実店舗

 

WDSオンラインショップ

 

 

のみの取り扱いとなっております。

 

 

ぜひご覧くださいませ!

 

 

 

 

 

 

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