愛想無しガール+ひねくれボーイ xxxI thought nothing and he neglect xxx -16ページ目

愛想無しガール+ひねくれボーイ xxxI thought nothing and he neglect xxx

みっじかーい小説やらポエムやらネコ噺を並べてます。
コンセプト、思いつき。
虚構と事実のあいだを行ったり来たりしてる話が殆んど。
苦笑いの練習にでもご活用ください。楽しんでもらえたら、棚ぼたです。

キスで終わる恋はズルい。花の匂いと一緒にいつまでも君が美しいまま記憶されるから。

君の好きは、僕の好きをはるかに越えてはいたけど、時々下回ることもあったよね。気づいてた。気分屋だからかな、理由はわからない。
素直は時にわがままにもなる。執拗なTELもMAILも愛情だってわかってる。鋭い視線で痛みを与える、それも愛情の裏返しでしょ。たぶん。
見えないオモイがかさばって、君に会うのも億劫になっていった。少しでも迷いを持ったなら、早々と掌を返されると知っていたのに…
キスで終わらせるなんてハッピーエンドが好きな君らしいピリオドの打ち方だけど、僕にとってはコンマなんだよ。
余韻がどこまでも何年経っても消えない。
まるで僕が君を大好きだったみたいじゃない。

春風が今年もあの時の匂いを運んでくるから、髪をなびかせ歩く後ろ姿が目に浮かんでしまう。さよならの後も続きを求めて、架空のストーリーが出来ていく。

さよならの続き、実際は―。
君から便りがきた。
悲恋ばかりを綴ってきたアーティスト崩れの僕に、祝福のうたを作ってほしいと。
君はどんな顔をして、メッセージを書いたのだろう。
他人の幸せを願うお人好しにも程がある。君を僕が祝福するとでも…
風が運んできた匂いのせいで、僕は優しいメロディーを奏で始めていた。バカな男だ。