音鳴るライン最終列車の車内にイヤホンから大音量で漏れるミュージック。内心煩いと日中なら一蹴するはずなのに、今はそれが心地よい。ひと昔前に流行ったバラード。自分の世代ではないけど、“あぁ、いい”と酔いしれる。漆黒の硝子に反映されるとコドモにも哀愁が漂うらしい。気付かぬ間にオトナの経験を少しはしていたようだ。