バスガイドの採用試験 編
私の経験談踏まえて、どんな採用試験なのか、思い出しながら紹介します。
高校の進路指導の先生にバスガイドになりたいことを相談します。
学校によっては就職先として、毎年バス会社と学校で斡旋協力しています。
バスガイドが必要な会社は必死のパッチで学校に営業しております。
もし、希望のバス会社がなければ、進路指導の先生に問合せしてもらいましょう。
だだ、前回①で紹介しましたが、バスガイドの採用を辞めたバス会社もあるので、
希望の会社でのバスガイド採用は望めないかもしれません。
バス会社によっては会社と社員寮の見学ができる会社があります。
進路指導の先生に問合せしてもらい、見学可能か見学日を相談してもらいましょう。
私が就職した会社は夏休み中に会社見学がありました。
夏休みが終わると２学期から本格的に
就職活動にはいります。
求人に応募したら、通知が来ました。
内容は
学科は小論文、国語、社会がでること。
面接では
(あなたの通う学校や学校周辺地域をバスガイドのように紹介していただきます。説明文を作成し、必ず暗記して面接に挑んでください。)と書いてありました。
いざ、採用試験を受けてみると、
国語
ことわざの意味
漢字の読み書き
社会
日本史の歴史問題
地理の地名、場所
地名は国立公園、国定公園の場所当て。
小論文
バスガイドになったら
将来の目標
筆記試験は常識問題を勉強すれば
簡単にできました。
難関は面接です。
私が経験した面接は
3・4人のグループに別れて
団体面接でした。
面接官の質問に
早い者勝ちの挙手で答えていきます。
一番遅くても質問に答えます。
そして、前もって通知された
学校とその周辺の紹介
そして、
好きな歌の理由と歌ってください。
通知にはなかった。不意討ちです。
バスガイドの採用試験がどのようなものか
情報不足だと焦りますね。
どのバス会社も歌わせるはず。
歌を重要視しています。
歌唱力は上手い、下手は関係ありません。
面接官の
「好きな歌の理由を説明し、歌ってください」は
お客さまからの
「ガイドさん！なんか歌うとて～☆」
とリクエストされていると見て、
歌えませんなど面接で歌うことを拒否することは
お客さまのリクエストを拒否する
平気でお客さまに失礼なことをすると考えているようです。
現役の時にこっそり事務所の人に教えてもらいました。
ちなみに面接官はバス会社の支店、営業所
のトップ、人事部、バスガイド教育係、労働組合トップ(ほぼ運転士のトップ)
複数人いてました。
そう言えば応募者が多かったので、
お昼お弁当がでましたね。
私は面接は失敗したと思い、肩を落としながら学校の進路指導室にもどり、先生の前で泣きました。
さて、ここで、先生のフォロー
先生がバス会社へTEL
本日の採用試験で生徒がお世話になったことへのお礼の挨拶の連絡でした。
先生は「これで大丈夫。完璧😃✌」
信じられませんでしたが、採用されました。
あと、どの観光バス会社も質問してるかわからないけど、
私が受けた採用試験は
家庭で信仰している宗教が、神社、お寺のお参り、後拝観はOKか？
本来、採用試験で政治思想や宗教の質問はタブーですが、
かつて、新興宗教の信者を採用し、働かせたら、宗教の教えで、神社、お寺に入ってはいけないと言う理由はで、観光案内の神社、お寺の説明、バスを降りてから旗をもっての神社、お寺の拝観と下車説明を拒否し、お客さま、旅行会社からクレーム嵐で、そのバスガイドはクビになったエピソードがあります。
神社、お寺にいかない仕事をつければよいではないかと思うが、関西ではなかなか難しい。何せ京都、奈良も神社、お寺ばかり、最近はバスガイド料金のこともあり、お客さまだけで簡単に行けそうな旅行行程ならバスガイド無しのワンマンでバスをチャーターするお客さまが増えました。
新興宗教信者でも神社お寺の後拝観は大丈夫ならよいのですが、ダメなら自ら辞退を促しています。
あと、社員寮に入るとか、通勤か。
社員寮が楽です。
朝がかなり早い出勤なので、始発も間に合わないことも。
寮生活は、なにかとお得でした。