
▲グーテンベルク聖書の初めの1ページ(テキサス大学所蔵)
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[フリー百科事典ウィキペディアより]
・15世紀頃の本は、すべて手描きだった。
羊皮紙とか紙に、せっせと書き写していた。
だから、聖書もたいへん高価で、お金持ちの教会か
貴族ぐらいしか持てなかった。本が読めるという知識階級は、
特権階級の証であり、神の言葉をはじめ、
古代からの叡智を独占できていた。
・グーテンベルグが発明した活版印刷は、
何をもたらしたかというと、
聖書が大量に生産できるようになった。
話題は横道にそれてしまうが、活版印刷をグーテンベルグが
発明したかどうかは諸説があるので、
興味がある方はお調べください。
・高級品だった本のお値段もグンと安くなる。
庶民でも、自由に神様の言葉を読むことができるようになり、
新しい知識を得ることができるようになった。
一説によると、これがルネッサンスが
開花する底流になったといわれている。
・電子書籍が、現代のグーテンベルグの
活版印刷になるとしたら、現代の特権階級とは、何か。
新聞社か、それとも出版社や取次店ということになるのかしら。
ということは、電子書籍が普及することで、
現代の特権階級は、
やがて、その地位を失うことになるだろう。
・幾つかのキーワードで
電子書籍を考えてみたいと思っている。
個人や作家自身が電子書籍を発信できる
「パーソナル・パブリッシング」
「電子書籍の表現型も進化する」
・電子書籍のコンセプトやデザインも、
紙ベースやWebとは別モノ」
・どのようなコンテンツが生み出せるのか。
想像するだけで刺激的だ。
では、また次の機会に。