[記事引用]
パソコンや携帯電話を使ったインターネット広告費は前年比24・4%増の6003億円で、主要メディアのうち雑誌(4585億円)を抜いてテレビ、新聞に 次ぐ「第3の広告媒体」に躍り出たことが分かった。ネット広告は不振にあえぐ新聞などの既存メディアを尻目に“独り勝ち”の様相を強めており、20年も2 けた台の成長が見込まれ、国内広告市場を牽引(けんいん)する見通しだ。
[引用終わり]
もお、この流れは止まらない。近いうちに2位になり、そして1位を占有するのでしょう。出版業界に身を置くものとして、他人事ではありません。
以前、このブログ(11月19日)で書きました記事を思い出しましたので転載します。
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オールドメディア
テーマ:ブログYahoo!で次のようなニュースがありました。以下引用
『「新聞はなくなり、新しい形態になる」 Web 2.0提唱者オライリー氏。次世代のウェブについての概念「Web 2.0」の提唱者であるティム・オライリー氏が10年ぶりに来日し、2007年11月15日、約1時間にわたって都内で報道各社との共同インタビューに応 じた。
Web2.0 がジャーナリズムに与える影響について、同氏は「Web2.0の影響を最初に受けるのがメディア産業」だとして、既存のジャーナリズムの枠組みには否定的 な見解を示した。具体的には、購読料で収入の多くをまかなう収益モデルの見通しの厳しさを指摘、「新聞(Newspaper)はなくなるだろう」と断言、 「オールドメディアにとっては自己変革するチャンス」と「出直し」を迫った。』
「新聞がなくなる」。漠然と、いつかはそんな日がくるかもと思ってたのですが、こうもハッキリと言われてしまってドキッとしました。昨年から今年にかけ て、Web業界では「Web 2.0」という言葉で染まりました。それまでのWebを1.0として、次を「Web 2.0」になるとくくってしまったのです。よかったのか悪かったのか判断はできかねますが、業界には次の時流に乗り遅れてはいけないという強迫観念みたい なものが生まれたような気がします。
オライリーさんがいってる「オールドメディア」。『具体的には、購読料で収入の多くをまかなう収益モデル』の見通しの厳しさを言及していますが、一般的に 4大メディアである新聞、テレビ、雑誌、ラジオは言うならば「メディア1.0」で(テレビ・ラジオは広告料の収益)、これらは自己変革するチャンスだと言 うのです。裏を返せば、自己変革できなければなくなるぞということですね。確かに、出版業界にとっても、来年以降、厳しい時代が待っていて、嫌でも自己変 革を迫られる時代になるのでしょう。
オライリーさんは、「Web 2.0」の影響を一番始めに受けるのがメディア業界で、次はソフトウェア産業だと言っています。しかし、社会をよく観察すると「Web 2.0」の影響は、もうすでに、いろいろなところに出てきている、のじゃないかな。
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オライリーさんは新聞のことを語っていますが、雑誌を扱う出版業界も同じ収益モデルです。オライリーさんの予言を実感できる現象です。