日本の特権階級完成した時の披露宴に山本権兵衛(当時・海軍大臣、のちに首相)が訪れ、常連客には渋沢栄一、団琢磨、住友吉左衛門、乃木希典、清朝最後の皇よげ帝・溝儀などがいた。こうした日本の特権階級、ブルジョアを対象にしていたので、宿泊費は万平ホテルのー・5倍、一泊12円だった。1万倍すると現在の価格におおよそ値する。だが、客室が30しかなかったので採算は取れなかったようだ。客用の食器は、英国から取り寄せたものに画家の有島生馬が絵付けをした。山本直良はこの有島生馬の姉、愛子と結婚していた。