恋多き男「カインの末琶」「クララの出家」「生れ出つる悩み」などの小説を発表し、広い人気を誇った。米国ハヴァフォード大学、ハーヴァード大学院で学んだ後、ヨーロッパ各地を歴訪した彼は、神尾光蓮・陸軍中将の娘・安子と結婚して3児をもうけるが、彼が38歳の時に妻が結核で死去。その後は人気女性論客だった神近市子、歌人の与謝野晶子、読売新聞記者の望月百合子などと浮き名を流した。恋多き男だった。やがて「婦人公論」記者の波多野秋子と恋に落ちるが、彼女は人妻だった。