自分の中にある “本当の気持ち”
それは
言ってはダメなんだと
小さいころの体験 記憶で
残っていた
だから
本当の自分
本当の気持ちを
ごまかし
隠して
生きてきた
自分を隠し
偽りながら生きることに
いつしか慣れ
それが当たり前になった
だから
宇宙から
“自分に正直になって
本当の気持ちを声に出してもいいんだよ”
そう言ってもらって
あぁ、そっか
言ってもいいんだ
むしろ
宇宙は
それをプレゼントしたくて
言ってほしいと望んでいるんだと
わかった
外に出た
雨上がりの霧で
まるで別世界にいるような気分で
自分の本当の気持ちを
初めて言った
声に乗せて
はっきりと言った
その瞬間
霧の中で見えないはずの
無数の星が
空一面に広がった
声にならない声が出ていた
生まれて初めて 口に出した
自分の本当の気持ち
ドキドキしながら
星たちの合図を見ていた
よく言えたね
私の本当の気持ちを
ずっと知っていた星たちが
宇宙が
そう言ってくれた
木星は
もっとシンプルな私の気持ちも教えてくれた
そう
人の気持ちや願いって
すごくシンプルなんだね
そんなことをお話していた
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