【娘と一緒に他愛のない話がしたい】
今月で6歳になる自閉症スペクトラム障害(受動型)の娘は
言葉のキャッチボールができません。
自分の意思を伝えたいときは
二語文で話してきます。
「お腹 空いた」「ジュース 入れて」など
はやく会話がしたいなぁと
よく思います。
まだまだ先は長そうです(笑)
けれど、娘は娘。
他の子と比べる必要はなく、
ゆっくりな成長を
こちらも味わいながら
見守っていこうと思っています。
そう、子どもの成長を味わうっていうことを
してこなかったんです。
毎日が何かに追われてて
気が付いたら夜がきて、
あれ?
今日何してたっけ?
必死すぎてあまり覚えていないけれど、
子どもは、いつの間にか
歩けるようになっていて
いつの間にか
喋れるようになっていて
いつの間にか
ご飯を食べられるようになっていて
一人でトイレに行けるようになっている
そんな目まぐるしい子どもの成長を
味わう余裕もなく
日々は過ぎていくもので
味わってこなかったなぁと思うのです。
でも、発達がゆっくりな娘を見ていて
「味わう」
ということに 気付いたのです。
これは、娘が気付かせてくれたこと。
早く会話がしたいけど
もう少し 今を 味わおうと思います。
