最近、


宗教2世について色々と取り沙汰されていますが


私の実家は天理教の教会で、


祖父の祖父(ひいひいおじいちゃん)から


信仰していて


現在は父が4代目の会長をしています。


つまり、


私で5代目になるので


私は宗教2世ならぬ、


宗教5世ということになります。





教会に生まれたことは


小さな頃は 正直、嫌でした。


普通の家に生まれたかったなぁと


何度も思いました。


親戚や信者さん達の目を気にする日々も


朝夕のおつとめ(お祈り)の強要も


嫌でした。


けれど、両親や祖父母が


人助けに一生懸命つとめる姿は


人として尊敬でき、


また 私達子供にたくさんの愛情を注いでくれたため、


人を喜ばせることで自分も幸せになること、


親孝行が大切、


人を助けたら 我が身が助かる、


という教えに


疑問を抱くことなく、


素直に歩んできました。




しかし、嫁いだ先の教会は、


矛盾だらけでした。


教えと正反対の親、


理に反する親でした。



明らかにおかしい親(義父)の言動に


従わなければならないという葛藤、


親の言うことは白が黒でも「はい」と言え


という言葉に苦しめられ、


義実家での日々は


本当に真っ暗闇でした。





最近、色々と調べ、


おやさまの本当の教えと、


教団の造った教えが違うことが分かりました。


おやさまの本当の教えは


【親孝行とは、親のほうも子のほうも正しければ、何も問題ない。


けれど、親が間違っていて、子が正しければ、


子は、信念に従っていい


というものでした。


長くなるので、ざっくり解りやすく簡潔に言っています。




私は、親で辛い思いをしてきた人にとって


これほど救われる言葉はないと思いました。


親子関係で悩み、苦しんできた人に


【親孝行】という言葉は


あまりに酷です。




今、辛い思いをしている方は、


どうか 自分の信念に従って、


自由に生きてほしい。🥺


でも、受けた傷が深すぎて


難しいこともありますねショボーン


そんなときは、


自分をよしよししてあげて


「辛かったよね、悔しかったよね」


と自分の味方でいてあげてほしいです。




私も、


まだまだ難しいけれど


これからは 自由に生きたいです。




どうか


親で苦しむ人が


少しでも心軽く


生きられますように。