三弟のことがあった翌月、
私達は里帰りを終え、
兵庫に帰ってきました。
翌年、
無事に大学進学できることになった三弟。
三弟の自殺は免れたけれど、
相変わらず次弟と三弟の仲は悪化したまま。
次弟は単独布教をしたいと兵庫に来たけれど
バイト三昧の日々。
休みの日でも、布教に出掛けることもなく
何のために兵庫にいるのか？
次弟の為になってない生活。
いっそここを出て、新しい生活を始めたほうが良いと思い、
昨年春、次弟は実家と同じ系統の教会に
入ることになりました。
現在、実家には
父
母
長弟
三妹
三弟
が住んでいます。
そこでは、もう三弟の天下になっていて
父母も三弟の言いなり。
言いたい放題、やりたい放題しても
何も言わない父母。
今年のお正月に私達が里帰りしたとき、
家を出ている次弟が
私の子ども達にお年玉を渡すために
実家で待っていてくれました。
すると、次弟の顔を見た三弟の形相が変わり
「早く追い出して！
あいつの存在自体が目障りだ！
目障りな存在は早く消せ。
あいつがいるってだけで気分が悪い！」
と子ども達や私の夫がいる目の前で
言い放ちました。
また、父に対しても、
「お父さんは教会長で何年もこの教えを勉強してきてるのに、たった数年しか勉強してない僕に何も言い返せないんだね。
お父さん、恥ずかしくないの？」
と馬鹿にした言い草をするのに、
それに対して何も言わない母。
私がそんなことを言えば、
「お父さんに対して何てこと言うの！！」
とヒステリックに怒鳴る母なのに、
三弟が何を言っても知らぬ顔。
昔からそうでした。
そんなに三弟が可愛いなら
三弟と結婚したら…？
と言いたくなるレベル。
また、私は何もしていないのに、
母から
「みさえの言った言葉で三弟が不機嫌になったと思うから、三弟に『変なこと言ってごめんね』って謝って…」
？？？
私、何も言ってないのですが…？
そうやって三弟の機嫌を損ねないよう
気を遣ってる母。
私は母に言いました。
「そんなに三弟に気を遣わないほうがいいよ…そこまで機嫌とらなくたっていいよ…」
それでも、変わりませんでした。
今、過去一 雰囲気が悪い実家。
せっかくお正月に帰ってきたのに、
悲しい思いをしました。
「また夏休みにでも帰ってきてね」
と母が言っていたけれど、
私はもう限界でした。
三弟には何をしても怒らず、
贔屓をし続ける母に、
もう耐えられなかったのです。
先日、母に電話をしました。
「お母さん、
夏休みに里帰りするつもりでいたけど、
私は辛い… ものすごく辛い…
三弟は私だけならまだしも、
子ども達や主人がいる時でさえ
構わず暴言を吐く…
お父さんのお陰で何不自由なく
生活できているのに、
お父さんにさえ馬鹿にする言葉を吐く…
そんな雰囲気が耐えられない…
お母さん、
どうして三弟に何も言わないの？！
どうして三弟の言いなりになってるの？！
どうして三弟の機嫌ばかりとるように
気を遣ってるの？！
私達には怒るのに、
三弟には何も言わないで…
このままだとどんどん三弟は
我儘になっていくよ？！
どんどん悪い方に助長していくよ？！
そんなに次弟や教会や信仰が嫌なら
一人暮らしさせなよ…
学生寮に入らせなよ…
バイトもしないで、
教会のお金で学費まで払って貰ってて
三食のご飯だって作ってもらってて
洗濯もしてもらって、
家のことも教会のことも
何もしてないんなら
自立させなよ…
次弟のことで私達や周りを巻き込んで、
雰囲気を悪くして、
子ども達の前でも平気で暴言を吐いて、
そんな実家には帰りたくない…
私がここまで頑張ってきたのは、
お父さんお母さんが苦労してるのを
間近で見てきたから、
少しでも教会のため、
お父さんお母さんのためになるように、
そう思ってやってきたのに、
教会や家族がこんなになってしまって…
私… 悲しい……！
今度三弟がまた何か言ったら、
私、言っちゃうよ！
三弟に怒っちゃうよ！
本当はお母さんから
言わなきゃいけないんだよ！
お母さんは三弟に
結局何も言えないんだね…」
今まで言えなかったことを
全部吐き出しました。
こちらが何か言うと３倍返しで言い返してくるので
母は、
私がここまで思うほど
実家の雰囲気が悪いとは
全然気付いていないようでした。
実家の雰囲気が悪いのは三弟と、
それに対して何も言わない母なのに、
その自覚がないのです。
こちらは何年も何年も我慢に我慢を重ねて
孫の顔を見せて親孝行をしたいと思い
里帰りをした正月。
正直、辛い長い二泊三日でした。
今回も我慢をして
夏休みに里帰りをしようと思ったけれど
私自身、職場でも色々とあり、※後日書きます
実家のことも相まって
心身ともに落ちていて、
余裕がありませんでした。
母は終始「………………うーん……………」
と言葉にならない様子で、終いには
「みさえから三弟に言ったらいい！
でも私やみんなの居ないところで、
二人で話すのが良いと思う！」
と私に丸投げ…
自分は悪者になりたくない、
関わりたくないというのが丸見えで
呆れました。
私が欲しかった言葉は
何一つ返ってはきませんでした。
続きます。