昨日、長男の卒園式が無事に終わりました。


2年保育で4歳から入園だったため、


3歳から入っていた子達との差は


大丈夫かな


馴染めるかな


など思ったりもしていましたが


そんなことは何でもなく、


すぐに馴染んで通っていました。



長男は、


3歳になる直前に母親の私が鬱になり


同居していた義実家から離れ


私の実家で8ヶ月生活し


今の家に来ました。


長男は何も言わなかったけれど


家が転々と変わり、何でだろうと思っていたと思います。


あるとき、


「お母さん、僕の本当の家はどこなの?」


と聞いてきた長男の言葉に


涙が溢れ、


「げんちゃんの家はここだよ。


 いろんな所に連れ回しちゃったよね。


 ごめんね。


 ここがお家だよ。」


と抱きしめました。




自閉症の長女のことで落ち込んだり、


不安だったとき


長男がいてくれて何度となく救われました。



私が鬱じゃなければ、


もっといろんな事をさせてあげられるのに


もっと思い出を作ることができるのに


と何度も自分を責めました。


けれど、いつも笑顔で元気でそばにいてくれ


私ができる些細なことを喜び


「ありがとう!」


と抱きついてくる長男の存在は


私にとって とても大きなものでした。



そんな長男の卒園式。


我が子の門出を 初めて目の当たりにし


様々な思いが込み上げました。


きっと 親御さんみんなそうだと思います。



コロナ禍で始まり、


コロナ禍で終わった園生活。


大変なこともあったけれど


のびのびと育ってくれていることに


感謝しております。




来月から小学生。


長かったけど、早いなぁ。