24日、兵庫に帰ることになりました。

だいぶ傷も癒え、元気になったと思っていました。

けれど、この無力感、脱力感は何なのだろう。

胸が苦しくなったり、痛くなる原因は何だろう。

以前は1日中働いても元気だったのに、何もしなくても疲れやすいのは何でだろう。

夜なかなか寝付けない。

何もしていなくても涙が出てくるのは何でだろう。

インターネットのセルフチェックで診断したら、

どうやら鬱の症状だそうです。



私は以前、どんなに大変な状況でも、大変な人達の中にいても、

自分の信念をつらぬき、

その人達をも抱きかかえていこうと思っていました。

自分を犠牲にしても、人様が機嫌よくいて下さったら、

嬉しくて、

嫌なことも、それまでの苦労も忘れられ、

消化できました。



けれど、結婚して5年、

なぜこんなに生きづらいのか、

綺麗な心でいても汚され、壊されてしまうのか、

笑顔でいても伝わらないのか、

おつとめをしてる姿を見られても機嫌悪くされてしまうのか、

きょうだいで差別されるのか、

高額なお金をたびたび要求され、

打出の小槌扱いされるのか、

それを喜べない自分が悪いかのごとく扱われるのか、

分からなかったけれど、

それはすべて、


義父の問題である……

自分の問題ではない……!

そう思える出来事がありました。



布教の家の寮に入っていたとき、

とてもお世話になった副寮長の木下先生(女性)。

とても厳しく、けれどとても優しく、

本当の親のような存在でした。

(木下先生に会いたいけれど、話をしたいけれど、

今の自分の状況にがっかりさせてしまうのでは…

厳しく仕込まれたら立ち直れない…)

そう勝手に思い、会えず話せずにいました。

そしたら、昨日、妹が2月末に木下先生にお会いしたと話を聞かせてくれました。

なんでも、何も状況を知らないはずの先生が、

私のことをすごく心配してくださっていたというのです。

なんと、私の義父のモラハラのような気質や性格をご存知だったのです。

義父は外ではとても人当たりが良く、温厚な人だと思われているので、

誰も信じてくれる人はいないと思っていました。

なのに、大好きな先生がそれを分かってくださっていた。。。。。。



妹が先生に、私が教会を出ていることを話したら、

「………あんなに我慢強い子が、なんで…!」

「兵庫に戻ってくることができたら、

 いつでも顔出してって言っておいてね。」

と言ってくださったと聞き、

涙が止まりませんでした。

なんて温かいんだろう。。。

卒寮した今でもなお、親でいてくださることが、

ありがたくて、

もったいなくて、

天から光が差し込み、両手を差し出され、

抱きかかえられるような気持ちになりました。



先生、

本当に、本当に、

ありがとうございます。



必ず、会いに行きます。