トランペットを持って登校。ひと月ぶりのことだ。内心怯えながら練習をした。
 一カ月前、語学の忙しさを見越してサークルを辞めた。辞めたことにより楽器を吹く場所を無くしたと思っていた。
 だがそれは違うとなぜか一昨日の晩に思えた。この一カ月、特にこの一、二週間は他の団体に所属することしか考えていなかった。音楽とは別のジャンルで。
 ひと月ぶりのトランペット。恐らく弦楽器や木管楽器の方々が練習する場と考えられ気が引けた。一時間半吹いていたがほぼマウスピースでの練習に終始した。
 さすが一カ月ぶり。音がかすれている。聞き苦しくて恥ずかしい。だが晒すこと、無言で責められることが音楽の本質であると思う。できれば毎日吹きたい。自由に、自然に。
 無所属で練習するメリットはジャンルに囚われず自由に吹きたい曲が吹ける点だ。早速お気に入りのサックスのソロ曲を耳コピしようと考えている。デメリットはステージに立つチャンスがないこと、色々と情報やアドバイスをくれる人がいないことだ。これまで以上に厳しい耳が必要になるだろう。
 さて土曜が終われば一週間が終わる。魅惑と疑惑の渦巻くアラビア語の個人レッスンは見事に寝過ごしてしまった。サンスクリット語は週が進につれてますます一般の世界から乖離していくような気がする。ありがたい世尊のお言葉は身に余りすぎて頭が半ばパンクしそうだ。来週が楽しみである。
 とにかく生活習慣を夜の帝王モードから昼の猛者にしなければ未来は暗い。誰しも何かしら常人を卓越するものを持っていると思う。それが個性だ。だから人は皆変態だ。