「 ハイ・ライフ 」  芝居 | パサンジャーKのブログ

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11月18日 (昼)  M市芸術館

 

男だけの4人芝居。時代は1980年頃、場所はアメリカ?まあ北米の都会。背の高い男(東出)がこれも体格のいい無精ひげの男と汚れた部屋で談笑している。無精ひげの男は殺人?の罪で服役していて、つい1週間前ぐらいに出所したばかりだ。二人は互いにクスリをやり、ラリッていた。クスリを買うには金がかかる。背の高い男は他の仲間を加え銀行強盗を企てる。やがて小柄ないつもおどおどした男がやってくる。こいつは暴力はからっきしだが、窃盗、詐欺が得意の小悪党。そのうちやってきたのは、およそ悪人に見えない、女にもてそうなスマートな男(小日向)。背の高い男は銀行強盗の計画を話す。冷静な計画、いかにもそれは成功しそうに思える。

当日、銀行の前の道路に停めた車の中に4人はいる。場違いのキャデラックかなんかの目立つ盗難車。小悪党の細工は成功し、元手の資金は調達できた。びびったり、興奮状態の4人。はたして首尾よく現ナマを手に入れることができるか・・・

 

小さい劇場、しかも最前列だったので、役者たちの迫力が半端ない。小日向(あの人の息子?)は客と掛け合いで笑いを取ったりする。東出は離婚して吹っ切れたのか、映画なんかよりずっといい。

 

これから東京でも演るようだから(そっちがメイン?)興味が湧いたら観てはどうでしょうか。

 

★★★☆☆