ミリ秒、0.001秒通信速度を短縮するプロジェクトに賭けた男(達?)
の物語。
専門用語がバンバン出てあまりよく理解できないが、投資関係でその
0.001秒というのが、大きな利益を生むとか。
コンピューターの前でプログラミングするとか、ではなく、アメリカ横断の
まっ直なケーブルを引く、という、まあ原始的というか。実際はそれぞれの土地所有者の
同意を得て、地下何メートルを掘り貫通するケーブルをつないでいく、汗と埃に
まみれた、男の仕事という感じか。
でも違う技術で先を越されて、はたして彼らは逆転できるのか?
いろいろ教訓はある。
素人を相手にレモン相場を例にとり、その0.01秒短縮で短時間で莫大な利益を得る仕組みを説明し
勝ち誇った、と思ったら
『じゃあ、そのレモン農家は?』と聞かれ『・・・・ ナッシング』と答えるしかなかったり。
どこの馬の骨とも分からない青年を信用し、自分の大会社を失う社長だったり。
実話を基にしているようで、それは現実感があった。
で、そのハミングバード云々は、その鳥の一回の羽ばたきに要する時間だそうで、
一秒間にいったい何十回、何百回羽ばたくんだ!?とそっちの方が驚異だったりする。
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