~プラチナチケットの舞台裏~
今日、東証マザーズに銀のさらなど、宅配サービスを手掛けるライドオン・エクスプレスが上場し、
初値は公開価格を大きく上回った。
今年に入って上場した企業の中で、初値が公開価格を上回るのは42社目だ。
じつは、このところ新規上場株はプラチナチケットと呼ばれ、入手が困難になっている。
最近の上場銘柄の抽選率は数百倍になることも珍しくない。
人気のプラチナチケットを用意する舞台裏はどうなっているのだろうか・・・
野村の、新規公開をサポートする担当者は公開半年前から、新規上場企業をバックアップ。
公開前に、機関投資家をたずね、経営状況を説明。入念な準備を進めていく。
説明は、投資家向けに説明をするアナリスト向けにも行う。
公開後の価格安定は機関投資家に情報を提供するアナリストが鍵となっているからだ。
ただ、好調なプラチナチケットにも死角はある。
綿密な打ち合わせをして今年上場した37銘柄で今でも初値を上回るのは3分の1の11銘柄。
全てが順調というわけではないのだ。
楽天はきょう、東証1部へのくら替え上場を果たした。
実は、2000年4月に楽天がジャスダックに上場したときには、初値が公開価格を下回っていたのだ。
2000年と言えばちょうどITバブルが崩壊して景気が悪かった頃だ。
しかし、今や上場時に株価413円、時価総額3,000億円だったのが、
株価1,540円、時価総額2兆円まで成長した。
長い期間を経て、真のプラチナチケットとなった。
やはり、成長性を見極めるのが大切ということであろう。