きょう、楽天グループのフュージョン・コミュニケーションズが、
スマートフォンの通話料を従来の半額にするサービス「楽天でんわ」を発表した。
従来型のフィーチャーフォン(ガラケー)からスマホに機種変更をしたら、
通話料が高くなったという人が多いのではないだろうか。
従来のガラケーでは、通話料がお得になる料金プランや、無料通話分を含んだ
料金プランがあったが、スマホでは各社一律の通話料金で割引や無料通話分が
ないのが原因だ。
現在、スマホの通話料金は各社とも30秒で21円だ。
これが、「楽天でんわ」のアプリをスマートフォンにインストールして、
アプリから電話をかけると、30秒で10円の通話料ですむようになるのだ。
通話回線はIP(インターネット)回線ではなく、従来の携帯電話回線を使うため、
音質は高い。
仕組みは次のようになっているそうだ。
A社の携帯電話からB社の携帯電話に電話をかけると、利用者はA社に20円の通話料を払う。
A社は回線使用料としてB社にそのうちの2円を払い、18円の利益を得る、
というのが従来の仕組み。
今回の楽天でんわの仕組みは、楽天電話がA社とB社の間に入る構図になっている。
利用者は楽天でんわに10円の通話料を払い、楽天電話はA社とB社にそれぞれ2円ずつの
回線使用料を払い、10-2×2=6(円)の利益を得るという仕組みだ。
楽天では、楽天でんわの利用を皮切りに、スマートフォンで楽天市場や楽天トラベルなど、
他の楽天サービスを利用してもらうきっかけにしてお客を取り込みたい考えた。
「スマホの通話料=高い」に、風穴をあける今回の発表は今後のスマホの料金体系に
影響を与えそうだ。