上海マンション価格下落

一気に30％下落だそうだ

下がる前に買った人が返金だとか解約だとか騒いでるらしいが、法律はどうなんだろうか？

契約成立後なら間違いなくどうしようもないはずなんだけど、何せ中国。

騒げばなんとかなるかも。

問題はそんなことではない。

不動産バブル崩壊はまことしやかに言われていましたが、ようやく表面化したようです。

中国政府は大手デベロッパーが若干つぶれるのは容認するといううわさ。

まあ、マンションを買えるようなサラリーマンの小金持ちがどれだけ損をしても彼らは死にはしない。

問題は大手デベロッパーが倒産したときに、大きく不動産投資をしていた会社なんぞが破産することです。

会社が立ち行かなくなって一番大変なのはそこで仕事をしていたワーカーたち。

給料も払われずに解雇され、この不景気で次の仕事もなく、そんな彼らが集まれば大規模なデモになる可能性が高いのです。

これが一番怖い。

格差に不満を持った層は今でも地方で暴動を起こしています。

数が増えれば国を揺るがす大きな波というか暴動が流行のようになる可能性もあります。

すると、健全な会社まで影響を受けます。

今までどおり出荷ができるかどうかはなってみないとわかりません。

こんなことを真顔で聞くと心配性の病人扱いされるのがおちですので私も聞きません。

ただ、取引が大きい会社の与信調査ぐらいはやっておいたほうがよいかもしれません。