パーキンソン病の方で、日常生活の中で、すくみ足に悩まされる方は多いと思います。薬さえ服用していれば、何も気にせず日常生活は出来るのでは、という第三者からの誤解もあります。
ここでは、すくみ足に悩まれている方が、どのようなシチュエーションで起こりやすいのか、また具体的な克服法を解説していきます。
■目的をもった行動、少しでも緊張を強いられる動作があると、足は前にでない
足がすくんで前に出ない、すくむとこけてしまい、立ち上がれなくなる、そうした方には、ある一定のパターンがあるそうです。
パーキンソン病などで、すくみ足になった方に共通するのは、予測がつかない事態では、リラックスして歩く事をはじめとした行動することができないということです。
たとえば、道をあるいていて、次の角を曲がろうとします。
そんな患者さんに、無粋にも大声で話しかけてくる還暦過ぎのおばさんがいらっしゃるとどうなるでしょうか。
もちろん、話しかけてこられた方に何の悪気はないにしても、すくみ足で悩まれておられる方からしてみれば、歩くことで精一杯なのです。
大声で話しかけられなどすれば、転んで立ち上がれなくなってしまいます。
白杖を持って歩いておられる方を後ろからつきとばすようなものなのです。
その他にも、コーヒーショップや銀行のカウンターで視線を感じても、足がすくむという方もいらっしゃいます。
深呼吸をすれば、大丈夫、足を一歩前にだせばいいという対策案をみかけますが、これらが根本的打開策になっているとは思えません。
■歩くことは、一瞬でも片足歩行という原理に立ち返る
そこで、すくみ足の方が、日常生活で、出来る対策として、こうした、なるべく人ごみの多いところは避けることもあります。そればかりでは気分もふさぎこんでしまうでしょう。
本来なら、足腰が不自由な方のために設置されたはずのエスカレーターはおろか、エレベーターにも、すくみ足が原因で、乗れない方も居ます。
自分自身で歩く事に関して、対策を練る必要もあります。
歩くことは、一瞬でも片足立ちになるということを意識することや。タクシーなど乗り物から降りるときは、なるべく、乗り物から離れることなど、影響をうけやすい物から離れてる工夫をしていかなくてはいけません。
■パーキンソン病関連サイト
パーキンソン病の進行具合と寿命への影響

