こんにちは!
WBP Plus!の梅本です。
毎週2回ほど、在庫のあるCDをご紹介している「今日の1枚」。
今日はドレイク大学ウィンド・シンフォニーのCD「インプレッションズ」のご紹介です。
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■(CD) インプレッションズ / 指揮:ロバート・ムニエ / 演奏:ドレイク大学ウィンド・シンフォニー (吹奏楽)
▼Yahoo!ショッピング店
https://store.shopping.yahoo.co.jp/wbpplus/6063-mcd.html
▼楽天市場店
https://item.rakuten.co.jp/wbpplus/6063-mcd/
■原題:Impressions
■指揮者:ロバート・ムニエ (Robert Meunier)
■演奏団体/演奏者:ドレイク大学ウィンド・シンフォニー (Drake University Wind Symphony)
■レーベル:マーク・カスタム (Mark Custom)
■発売年:2005
■収録曲:
1. ジュビリー・シンフォニー(祝祭交響曲)より ファンファーレ:伊藤康英 [4:51]
Fanfare from A Jubilee Symphony:Yasuhide Ito
ネビュラ:グレッグ・ダナー
Nebula:Greg Danner
2. I. Rosette, "Prism of the Heavens" [7:08]
3. II. Trifid [4:33]
4. III. Orion, "Great Nebula" [7:58]
5. 田舎道を下って:アーロン・コープランド(編曲:マーリン・パターソン) [3:02]
Down a Country Lane:Aaron Copland (trans. Merlin Patterson)
シンフォニエッタ:ヤン・ヴァンデルロースト
Sinfonietta:Jan Van der Roost
6. I. The Landing [7:54]
7. II. Sword Dance [5:11]
8. III. Nightfall by the River [5:08]
9. IV. Towards the Future [4:13]
10. トゥ・ウォーク・ウィズ・ウィングス:ジュリー・ジルー [7:43]
To Walk with Wings:Julie Giroux
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ドレイク大学ウィンド・シンフォニーは、オーディションで選抜された、ドレイク大学で最も優秀な管楽器と打楽器の学生で構成されるバンドです。1998年の設立以来、全米で高い評価を得ています。
Mark CustomからCDはを多くリリースしていますが、作曲家や批評家から称賛を受けており、いくつかのCDはグラミー賞にノミネートされています。
「ただのアメリカの大学バンド」ではないところがポイントです。日本だと自分が知らない人やバンドを「どこの馬の骨」扱いする人もいるのですが、知らないだけなのでぜひ知ってほしいと思います。
指揮者のロバート・ムニエさんも長くこのバンドの指揮をされているように思いますが、独特の柔らかいサウンドが特徴的ですね。ムニエさんがそういうサウンドが好きなのかな、という印象があります。
上述の通り選抜バンドということもあって演奏技術も高く、それでいて選曲は日本ではさほど馴染みのない曲が多めなので、面白いかなと思います。
このアルバムは日本の有名な作曲家の伊藤康英さんの作品も収録されていますし、グレッグ・ダナーも日本では特に演奏される機会も少ないような印象がありますが、優れた作曲家の一人です。ジルーも日本でも少しは名前が知られているかもしれませんね。
メインはヴァンデルローストの「シンフォニエッタ」だと思うのですが、ほかの作品にも注目していただきたいアルバムです。
以上、「今日の1枚」でした。
WBP Plus!では、2023年はCDを削除していく方向で進んでいましたが、2024年3月から再びCDの取り扱いを増やしています。
とはいえ、「CDが欲しい」というお客様がいらっしゃる一方で、それほど売れるわけでもないという現実があります。
在庫したものが売れないと次の仕入れに影響が出ますので、ぜひ購入して聴いてみてくださいね。
それではまた!