聴いて欲しい!今日の1枚:ジョン・バルセローナ「シルヴァーヒールズ」 (フルート) | WBP Plus!店長のセレクト商品今昔物語

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こんにちは!
WBP Plus!の梅本です。


毎週2回ほど、在庫のあるCDをご紹介している「今日の1枚」。

今日はアメリカのクリスタル・レコーズのCDから、フルート奏者ジョン・バルセローナのCD「シルヴァーヒールズ」をご紹介します。


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■(CD) シルヴァーヒールズ / 演奏:ジョン・バルセローナ (フルート)

 ▼Yahoo!ショッピング店
 https://store.shopping.yahoo.co.jp/wbpplus/cd719.html
 
 ▼楽天市場店
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■原題:SILVERHEELS. JOHN BARCELLONA, FLUTE

■演奏者:
フルート:ジョン・バルデローナ(John Barcellona)
ピアノ:アナ・シャルボノー(Hanah Charbonneau)
ギター:クリストファー・カリエンド

■レーベル:クリスタル・レコーズ(Crystal Records)

■発売年:2023年

■レーベルコメント:

ジョン・バルセローナはカリフォルニア州立大学ロングビーチ校のフルート科名誉教授兼木管学部長であり、国際的に高く評価されているウエストウッド木管五重奏団のフルート奏者でもある。多くの国際的バレエ団で首席フルート奏者を務め、ブラジルやペルーの音楽祭、フェアバンクス・サマー・アーツ・フェスティバルなど、多くの音楽祭で30年にわたり指導・演奏してきた。

ダン・ウェルチャーはこのCDについて次のように書いている。「ジョン・バルセローナとアナ・シャルボノーは、シューマンの精神病に触れたこの曲を本当に "理解 "している。しかし、感情の深さ、解釈の情熱はまったく別のものだ。 ジョンとアナは、この曲から恐ろしいものと穏やかなものの両方を浮かび上がらせている。 これ以上の幸せはない」

「このリリースは...真の宝物だ。バルセローナの演奏は絶妙で個性的だ。特に自作の『スライディング・ライフ・ブルース』ではグリッサンド・ヘッドジョイントを使っている」(ザ・インストゥルメンタリスト 2024年2月号、パトリシア・ジョージ)

■収録曲:

1-3. フルート・ソナタ第5番「イタリアン・ソナタ」:クリストファー・カリエンド [18:00]
 Christopher Caliendo, Flute Sonata No. 5, The Italian Sonata

4. クリシュナへのオマージュ、瞑想:ルイ・モイーズ [3:52]
 Louis Moyse, Hommage a Krishna, Meditation

5. フロレスタンの鷹、シューマンによる幻想曲:ダン・ウェルチャー [6:34]
 Dan Welcher, Florestan's Falcon, A Fantasy after Schumann

6. シルヴァーヒールズ:ジョン・バルセローナ [8:58]
 John Barcellona, Silverheals

7-15. 序奏、主題、7つの変奏:ルイ・モイーズ [17:37]
 Louis Moyse, Introduction, Theme, and Seven Variations

16. ロバート・ディックの動機によるスライディング・ライフ・ブルース:ジョン・バルセローナ [10:21]
 John Barcellona, Sliding Life Blues on a Robert Dick Motive

17. ファランドゥーラ(パーティーへ):クリストファー・カリエンド [7:52]
 Christopher Caliendo, Farandula (to party)



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自作も収録したジョン・バルセローナによるアルバム。

ウエストウッド木管五重奏団のフルート奏者ということで、クリスタル・レコード社長のピーター・クライストさんのアンサンブルメンバーでもありますね。

作曲者のダン・ウェルチャーやメディアの評論家も喜びを表しているように、ウエストウッド木管五重奏団そのものがアメリカでは評価が高いようで、そこからのソロ・アルバムということで歓迎されているようです。

ピアノとの相性が良いアルバムで、いかに伴奏者とのコンビネーションが大事かということが伝わる演奏です。

クラシカルな曲から現代的な曲まで幅広く収録されており(それだけ技術力の高さが要求される)、飽きることなく聴けるように工夫されているかなと思います。

フルート愛好家の方はぜひ聴いてみてください。



以上、「今日の1枚」でした。


WBP Plus!では、2023年はCDを削除していく方向で進んでいましたが、2024年3月から再びCDの取り扱いを増やしています。

とはいえ、「CDが欲しい」というお客様がいらっしゃる一方で、それほど売れるわけでもないという現実があります。

在庫したものが売れないと次の仕入れに影響が出ますので、ぜひ購入して聴いてみてくださいね。


それではまた!