1月1日

 年を越した場所は道の駅猪苗代だった。朝方の降雪予報も豪快な空振りで結構な降雨。いつもは外れる事の多い天気予報なのに今回の暖冬予報は当たっちゃってるみたいだ。十年に一度の寒気は一体何処へ?

 滑り初めはネコママウンテン北(ニャン北)…移動中もずっと雨(T_T)

 新品のディナスターの注文はとうに締め切られた秋のある週末に

「なんとか一台確保しますから…」

と言われて嬉しくなちゃって買ってしまったSLの板を、大晦日の昨日に下ろしたばかりで、意気揚々でゲレンデに立ったのだけれど、調子は最悪だった。

 悲しいくらい右脚に乗れない。前日に緩んだバーンが放射冷却で凸凹カチカチだったというのが言い訳。

 ディープのデコボコバーンでコブ対策の練習をしていて、コブ裏へのアプローチで新しいずらしの感覚があった。

 それでも縦コブには撃沈されて早めに帰宅。


1月2日

 今日は午前中ガソリンを入れて、ベニマルに行って、郡山の実家へ…

 弟一家はお出かけ中で母親だけに会う。アサヒの生缶を渡す。

 自宅でお雑煮を食べてゆっくりしてから、今度は筑西市の実家へ向かう。

 さすがに西那須野付近や宇都宮バイパスは混んでいた。

 夕方到着

 お義母さんのマシンガントーク

 TVはずっとバラエティー

 「チューバはうたう」完読〜

 「指の音楽」始まり〜

 筑西で外食でない事は久しぶりだった。少し食べすぎたかも…


1月3日

 三が日最終日

 筑西の実家は大きな家だからスースーして肌寒い。東北の小さな我が家は結構暖かかったりする。

 なんとかタスキを繋いだ(繰り上げスタートは免れた)母校をTVで気にしながら、カミさんにいつもの「留学生不要論」を語ったりして呆れられる。

 青学の原監督も頑張ってるな〜監督業をしっかりビジネス化してる。マネジメント力とコミュニケーション力は見習いたいところだ。

 一冊(指の音楽だった)を一気に読んでしまうのは生まれて初めてかな。実家を出発する前に物語は終わっちゃった。

 その頃羽田空港で事故があって、日本は一体どうしちゃったのかと不安になった。こんなの絶対ヒューマンエラーだよ。

 反対にあの状況で旅客機からは全員が脱出できたなんて人間って凄い、乗務員って凄い。

 爆弾ハンバーグでキングサイズを食らい帰路につく。

 三ヶ日は深夜割引が適用されないという意地悪に呆れながら下道で自宅に到着。

 明日は仕事はじめ


1月4日

 仕事初めの朝から「カレ」は財政削減だの意識改革だのと、全く職員のほとんどが冷ややかに聞いている事を分かっていないのか分かっているのか…、とにかく全開だ。

 春に定年退職したんだからもう大人しくしていれば良いのに、重箱の隅をつつくと言う形容詞を冠にして職場中で有名だった「カレ」は稀に見る還暦KYの優等生。

 武勇伝、自己中、陰口、思い付き症候群、パワハラ…

 マヂで「自分は出来る人間だ」「選ばれたんだ」と口にする怪獣だ。

 少しコミュニティで発達障害(ライトグレー位)な職員をいじっている。

 そんな「カノ」には明らかに苦手な業務を押し付け、上手くいかない(いくはずもない)と叱責する。

 された方もそんな(ライトグレー)だから落ち込んだりしない。

「すみません」「ごめんなさい」…

 ふたりのやり取りを見たり聴いたりするこっちが病みそうだ。

 4月には「カレ」が居なくなることを切に望むよ、ホント。


1月5日

 清掃作業の引き継ぎをひとりの作業員に継続中。僕は昨日塗装した棚の仕上げのタッチアップしながら横目で作業をチェック。

 午後からは年休を取って岐阜への移動を開始。新潟まわりで北陸道を走り富山県の小矢部・砺波ジャンクションから南下。白川郷を通過してひるがの高原ICまで500キロ超えを一気走り。電波強めのフリーWi-FiでZoomに参加して車中泊10時過ぎに就寝。


1月6日



 今日はNデモ金子祐大君のキャンプに参加。4回目になる年中行事。

 指導員研修会などでどっぷり低速に浸かってしまった滑りを実践的に修正するには祐大君のキャンプが1番!

 脳内の切り替えが大切なのだ。

 基礎の理論にとらわれず、初め内旋や内倒しているんじゃないかと思った動きは、板がそれに反応して躍動するに従って「あぁやっぱり今年も来て良かった」と実感するのであった。

 …で疲れもあって今年はまっすぐ帰ろうと言うことになりトンボ帰り。新潟の米山サービスエリアで力尽きて車中泊。


1月7日

 天気予報では寒波が入ってきて雨から雪に変わると言っていた。

 案の定新潟から磐越道に入って間もなく五泉付近からみぞれ、そして雪に…。

 しかしそれも福島県に入ってトンネルを抜けると次第に好転する。

 のんびり旅だし高速のガソリン価格を嫌って坂下ICで降りる。高速に乗る直前に満タンにしても残念ながら全工程を走り切ることはできない。およそ10リットル足りないのだ。

 坂下でも須賀川市内に比べると結構高くて、セルフで2000円分を給油する。

 後は道の駅に寄ったり、猪苗代湖の南側のルートで須賀川市に向かう。

 地元の焼肉店でお昼を食べ、ゆっくり帰宅する。

 荷物を下ろしたら少しお昼寝。

 ロングドライブと未圧雪急斜面でのキャンプはやっぱり疲れる。

 なんとか翌日のスキーの準備をしてまったりと過ごす。