キューブ 感想
謎解き部分の設定が結構滅茶苦茶だったが、極限状態にある人間の精神が段々とおかしな方向に歪んでいく様は面白い。自分にとっては『ミスト』のような楽しみ方がある映画だった。
クウェンティンVSハロウェイ
この絡みが一番面白かった。リーダータイプのクウェンティンと障害のあるカザンを庇い続けるハロウェイ。
好きなのはこのシーン。音に反応するトラップを掻い潜るために、皆がのそーのそーっと進んでいく。それで、最後のクウェンティンがゴール仕掛けた時にカザンが、
「あっ!!!!!!!」
ここは笑った。これはキれてもおかしくない。この件でクウェンティンは流石にカザンを置いていくと主張するが、ハロウェイは一貫してカザンを庇い続ける。どっちの言い分も否定できるものではないが、この時点でくウェンティンは傲慢モードを、ハロウェイはヒステリックモードを暴発させているので、聞く耳なんてもっちゃいない。
そして、最後の外を見に行ったハロウェイの手を咄嗟に掴んだクウェンティンの「あ、そっかコイツ落とせばいいのか」という邪悪な笑みを浮かべるシーンがたまらない。そこからクウェンティンは暴力性を制御できないヤバイ奴と化してしまう....。この辺の心理描写が見ものだと思う。
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