誰に勝っても、最後にはドネア | Toshiaki Nishioka × Rafael Marquez

Toshiaki Nishioka × Rafael Marquez

Toshiaki Nishioka  vs Nonito Donaire  
  (BEST Jr.Featherweight Championship)
  
TV: HBOsports Live(USA) WOWOW
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 WBC世界スーパーバンタム級王者・西岡利晃(35)、同スーパーフェザー級王者・粟生隆寛(27)、同バンタム級王者・山中慎介(29)の世界王者トリオが5日、所属する帝拳ジムで始動した。西岡は、2月4日のWBO世界スーパーバンタム級王座決定戦で4階級制覇に挑むノニト・ドネア(29)=フィリピン=との同級王座2団体統一戦を熱望した。



 頂上決戦へ突き進む。西岡はドネア戦について「それしかないでしょう」と意欲を示した。色紙には『防衛V8』と書き込み、早くも打倒ドネアを予告した。ラスベガス進出でV7を果たした王者の目には、4階級制覇に挑むフィリピンの英雄しか見えていなかった。



 ドネアはマニー・パッキャオの後継者と評される実力者。ウィルフレド・バスケス・ジュニア(プエルトリコ)と2月4日にWBO世界Sバンタム級王座決定戦に臨む。



 帝拳ジムの浜田剛史代表は「2月の試合を待ってからだが、向こうも強気。勝つことが当たり前と、話を進めている。試合の時期は4月末から5月。米国になるでしょう」と明かした。



 西岡は「頂上決戦。完ぺきで穴のない選手。やるからには統一戦でやりたい」と2本のベルトをかけることを熱望した。WBO王座はJBC非公認だが、統一戦に限っては挑戦を認めているため実現に支障はない。



 「ファンの声は『誰に勝っても、最後にはドネア』となる」‐。西岡の残された仕事は、強豪中の強豪を倒して『世界最強』を証明するだけだ。

(2012年1月6日) デイリー記事




 



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