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本のお風呂

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今日の一冊は


「沈まぬ太陽」



本のお風呂

先日、山崎豊子さんが亡くなられました。ご冥福をお祈り致します。


山崎さんの作品は最初、ドラマで見ました。唐沢さん主演の「白い巨塔」です。DVDで見ましたが続きが見たくて一気に見終えたのを覚えています。

「沈まぬ太陽」を読むきっかけとなったのが、ホリエモンが獄中で読んだ何百冊の本の中で一番感動した。と、ある記事で読んだからです。


私が感動し涙したのは「御巣鷹山篇」で父親の遺書を息子が読んだシーンのくだりです。しょぼん


電車の中で読み入っていたのですが、思わず泣きそうになった所、気付いたら周りが女子高生ばかりでした。(あかんあかんこんな所でええおっさんが泣いてたら変に思われる)と思って、続きをじっくり家で読んだのを今でも覚えています。にひひ


映画も見ました。渡辺謙さん主演で途中休憩が入るくらい長編でしたが見入ってしまいました。


色んな本を読みましたが、山崎さんの文章は重厚感があると思います。『取材の鬼』とも呼ばれていたそうで周りの人から『そこまでやるか』と言われていたそうです。何でも徹しないと、いい物はできないですね。


特に最後の文章が大変良かったです。


「何一つ遮るもののないサバンナの地平線へ黄金の矢を放つアフリカの大きな夕陽は、荘厳な光に満ちている。それは不毛の日々に在った人間の心を慈しみ、明日を約束する、沈まぬ太陽であった。」


明日を約束する沈まぬ太陽・・・最後の最後に題名が出てきました。なんとも言えない締めくくりで読後感が最高の一冊でした。


山崎さんみたいな作家は、もう出てこないのかなと思ったけど。太陽のように次の山崎さんが出てきてくれればと思います。