私はイチローさんの考え方が大好きです。
イチローさんの頭の中を知るために様々な書籍や動画をよく観て学んでいました。その中で最も取り入れていることは「準備を怠らないこと」
現役の大学生の頃から現在までの約8年間、私は誰に教えるわけでも発表するわけでもないのですが、練習メニューをひたすら作り続けました。身につけさせたいテーマを設定し、選手にそれらを身につけさせるにはどのような練習をしたら良いのか?とアイデアをノートに書き続けてきました。
当時は練習メニューを考えたからといって練習を実際に誰かにすることはありませんでしたが、コーチになることを信じてずっとやり続けてきました。
それは、いつ、どこでバスケを教えてみろと言われてもできるように準備をしておくことが大切なんだと考えたためです。コーチになってから努力するのではなく、コーチになる前から準備をしておけば、コーチになった時に絶対にいきるからと確信していたためです。
それはどの職業も同じですよね?
歌手やお笑い芸人の方も同じですよね?
実際に歌手になる前から自分で曲や作詞を作っています。舞台で使うかわからないけどネタを作りますよね?それは無駄ではなく、作ることで学んでいるし、作りながら新しいアイデアも出てくるし、無駄なようで実は下積みや誰にも知られない準備をして努力しておくことはとても大事なことだと思うのです。
現在、私はチームで練習をやらせて頂いていますが、作ったけど実際にはやらない練習もいくつもあります。そして、さらに先を見据えて現在の選手だけを基準にするのではなく、WJBLの選手を教えるなら・・・中学生なら・・・高校生なら・・・と指導する対象者選手の年齢やレベルに応じてこのレベルならここまでやる、このレベルの選手ならこう工夫するとコツコツと色々なパターンや指導方法を考えて作るように意識しています。
おもしろいことに、実際、練習する中で8年前に考えた練習を使っているか?といえば全く使っていません。(笑)しかし、練習メニューを作り出すアイデアの質や数がやはり最初の頃とは比べものにならないぐらい多くあるので数年間の努力は意味あるものだったのかなと感じます。
いつコーチになってもいいように努力し続けたから今の自分のコーチングはまだ以前よりよくなっていると思いますし、毎日、自分に足りないものや失敗があるからもっと成長したいと思えます。
本当にコーチの仕事は楽しい。毎日が学びの連続です。もっともっとチームにとって良い指導者になりたい。経験を積んで失敗してそこから学んで次にいかしたい。
経験を積む環境があり試せるから失敗から学べていると思います。20代のうちに多く失敗して多くのことを学ぶ、若いときに多く失敗してそこから学んだ方が絶対に成長できると思います。
選手もそうですが、失敗して上手くいかないと止まってしまう人、頭がフリーズしてしまう若い選手がいますが、私は勿体無いと感じます。若くて未熟だからこそ失敗して当たり前だと思いますし、自分は完璧なわけがないことを理解しているので失敗してもなんとも思いません。大切なことは失敗しないように生きることではなく、失敗から学ぶかどうかです。
失敗を避けるのではなく、選択肢を見つけるためや答えを絞るための一つの行動をとっただけなんだ。
どの方法が良いのかを考えて試しているだけなんだと考えれば良いのだと思います。
どれが通じてどれが通じないのか?それを見極めるためにプレーし失敗をしているだけなんだと…
私は失敗することは全く恐れていないし、むしろ失敗を歓迎しています。そして、失敗から学ぶことが本当に重要だと感じているので自ら失敗を見つけ出す作業もします。
なぜ自分の失敗をあえて見つけ出したい。発見したい。失敗することを全く恐れていないのかと言いますと、
答えはたった一つで…
もっとより良いコーチになりたいという気持ちの方が失敗を避けたいと考える自分を圧倒しているからだと思います。
それぐらい今の仕事が大好きで仕方がないのだと思います。
今の幸せな環境を作って頂いている全ての方々に感謝し、今後も未来のために準備を怠らないように努力し、30代で絶対プロコーチになる。世間で言いますと・・・バスケットで飯が食べられる状態になりたいと強く思います。そのためにやはり誰よりも貪欲に学んで、誰よりも準備をして、多くの人の役に立つ。多くの子どもたち、選手、ご家族の皆様、地域の方々に幸せな時間を作れるコーチになるんだと考え自分を最も厳しく評価し、自分を一番に改善していきたいと考えます。
今後ともご指導・ご鞭撻よろしくお願い致します。