皆さん、こんにちは。

今日のテーマは、
トイレ介助やおむつ交換の
〝排泄ケアからみる
バイタルサインの役目〟
についてお伝えします。

一般的に
介護施設で排泄ケアに入るのは、
起床時、毎食の前後、就寝時、
夜間帯に3回、
24時間で少なくとも
8回くらいは排泄ケアに入ります。

施設により、
または、ご入居者の身体状況により
回数は異なりますが、
介護ケアのなかで
介入が最も多いケアといえます。

排泄ケアは、
排尿や排便の介助を行うに加えて
尿・便の形状や量、
尿・便がない時間の経過から
体内の状態に気づける
バイタルサインの役目もあるのです。

尿の色が茶色のように濃いと
水分摂取量が不足していることが
多くみられます。

また、血尿と言って
尿に血液が混ざっているときは
出血がどこから出ているかを
確認します。

陰部の痒みにより、
手でかいてしまった
かき傷からの出血であれば
傷の処置になります。

体内からの排尿に混ざる出血の場合は
体内のどこかで出血が発生しているので
ドクターに連絡することになります。

便の形状では、
食べたものが消化されていないとか、
感染症になっていないか、
いつもより堅い形状だと
水分摂取量が足りない、
など予測され対策をとることに
なります。

私の母は脊髄小脳変性症で
全身の筋力が低下する症状から
自力での排尿が難しい期間がありました。

ある日、
7時間も尿が出てないので
訪問看護士へ連絡し
診てもらうと
膀胱炎になっていたことがありました。

このように、
排尿や排便の状況を見ることは
体内の機能を観察できたり、
飲食のコントロールにつながる
役目があります。

介護を必要としない方々にも
ご自身の健康管理に
つながると思います。
ぜひ、お役立てくださいね。

今日のテーマを、
stand.fmでお話ししています。😊


専門用語が多いテーマになりました。

最後まで読んでいただき、

ありがとうございます!


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