6月30日、全世界同時公開。だから内容もほぼ一切明らかにされていない、第5作目となる『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』。監督は『フォードvsフェラーリ』や『グレイテスト・ショーマン』のジェームズ・マンゴールド。前作まではスティーブン・スピルバーグが監督だったが、新たな息吹が必要と判断、長きにわたり続いたプリプロダクションのすえにプロデューサーにまわった。ジョージ・ルーカスも製作総指揮から降板(というのは誤報で今作もしっかりと製作総指揮としてクレジットされている。ウィキペディアはこれだからあてにならない)、少しネームバリューは下がるが、それでも長年観客ファンに愛されてきたキャラクター、インディ・ジョーンズ。今後どうなることか。

 

予告編を観た限りでは、若かりし頃のインディ・ジョーンズが囚われの身となるシーンが映し出され、恐らく話題となっている事だろうと思う。たぶん、インダストリアル・ライト・アンド・マジック社(ILM)によるモーション・キャプチャーとCGIによる特撮技法で若き日のハリソン・フォードを完成させたものと思われる。その名もDe-Agingという方法らしい。細部に至るまで髪の毛、しわなどをCGIで表現、よくぞここまで進歩したものだ。この技法は、この作品で初めて使われたわけではなく、すでに『アベンジャーズ/エンドゲーム』などでも採用されているようだ。

 

 

 

 

久し振りのブログ更新だったが、今回は初夏に全世界同時公開されるこの作品のシリーズを大いに振り返ってみようと思う。ネタバレにならない程度に。それにしてもこの映画群は、ジェットコースター映画でもあるために語ることが少ないなあと正直思っている。

 

 

1981年12月公開、第1作。

 

1936年を舞台にした冒険活劇。旧約聖書に触れている聖櫃「アーク」を探し出すよう依頼を受けたインディアナ・ジョーンズ教授(ハリソン・フォード)。その聖櫃には秘密の力が隠されており、ナチス軍が探し出しているとの報告を受けてのことだった。一路、ペルーへ。そこで元恋人のマリオン(カレン・アレン)と再会。彼女は父親が残した聖櫃に関する宝物を持っていたが、そこにはナチス軍の手先たちも現れ、大騒動となる。

 

個人的な話をすると、この映画はテレビ放送で初めて知ったかどうかは覚えていない。しかしながら地元の公民館ホール上映で初めて本編をノーカットで鑑賞したのが最初だったとも思う。数多に並べられた折りたたみ椅子に座っての鑑賞だった。恐らく小学生高学年での出来事。やはり最後の島での、聖櫃の蓋を開けたその後が脳裏に焼き付かれ、凄かったのを覚えている。映画自体は二時間があっという間だった。

 

 

 

1984年夏、公開。第2作。

 

前作より1年遡る1935年、上海から物語は始まる。インディはひと悶着のあと飛行機で逃亡は出来たものの、あえなくインドに不時着。しかしここもまた上手く逃亡し、長く歩いた末に辿り着く村。そこではサンカラ・ストーンが盗まれ、多くの子供たちも何者か盗賊らしき者たちにさらわれていってしまったのだと長老は言う。インディアナは一緒に連れ出してきていた中国人少年ショート・ラウンド(キー・ホイ・クアン)と歌姫ウィリー(ケイト・キャプショー)とともに、サンカラ・ストーンの奪回と子供たちの救出を依頼される。

 

この第2作は、ヒビヤ有楽座などの映画館チェーンで上映され、多くの観客の行列を作った。またヒビヤ有楽座は演劇上演ののちに映画館に切換え、数々の名作を上映してきており、合わせて49年の歴史の幕を閉じた最後のロードショー作品であった。観客席1500席以上。

しかしながら筆者はまだ中学生だったが学業に忙しく、お小遣いもなかったためにこの映画館での同作品の鑑賞の夢は叶わずじまいで終わってしまった。

 

最近、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』がかかり、キー・ホイ・クアンがアカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。その受賞式会場にハリソン・フォードがサプライズ登場、二人は約40年ぶりの再会を喜んでいた。

 

 

 

 

 

1989年7月公開。第3作。

 

1912年、少年時代のインディ・ジョーンズが登場、この少年をリバー・フェニックスが演じている。なぜ顎に傷があるのか、鞭を使い始めたのもここにきっかけが描かれている。蛇が苦手になったきっかけも描かれている。

第1作の続編にあたる1938年、父親ヘンリー(ショーン・コネリー)が旅先で行方不明になったとの報せを聞く。これもキリストの磔の刑に処された際に使われたという聖杯の捜索探検に関わっていたが失踪したというのだ。インディは父親捜しにヴェニスへ向かう。

 

新作上映におけるインディ・ジョーンズの映画館デビューはこの作品からとなった。前売り券を買ったのが有楽町マリオンの中にあった、今はもうない日本劇場。収容席1000席超。

この作品も観ていくうちに難なくあっという間に終わったが、リピートするたびにショーン・コネリーの演技の面白さに気づいていたり、感嘆したりしていく自分がいる。

 

 

 

 

 

 

2008年初夏上映開始。19年ぶりの第4作。

 

ナチス党なきあとの1957年、ネバダ州から物語は始まる。

未確認生物の亡骸をアメリカ政府管轄の倉庫から見つけ出したソ連軍は、そこからクリスタル・スカルを探し、それを通して絶大なる力を得ようとしていた。その一方でインディは、青年マット(シャイア・ラブーフ)と出会い、南米まで飛び、クリスタル・スカルの謎を追う。

「未知との遭遇」や「E.T.」を撮ってきたスピルバーグは「もう宇宙人の映画は撮りたくない」とこの監督の仕事を断っていたが、ジョージ・ルーカスの説得に断りきれなかった。「これは宇宙人の映画ではなく、異次元人の映画なんだ」と。

 

 

 

以上が配給・製作はパラマウント映画だったが、今度はウォルト・ディズニー配給となった。もうあの山岳のシルエットは観れないのか。またコロナ感染を防ぐため一年ほど上映延期もなされていた。それだけに期待は大きい。どんなアドベンチャーが展開されるのか今からでも楽しみだ。

 

 

 

 

日本テレビ系「金曜ロードショー」でも上記作品の放送が決定された。オンエアに着目!

 

 

 

筆者のYouTubeでは、最近アップロードしたのが

 

『ゴーストバスターズ』主題歌 唄:レイ・パーカー・Jr

『ゴーストバスターズ』テーマ曲 曲:エルマー・バーンスタイン

 

最近ようやく使い方が判ったのですが「再生リスト」では

筆者が探しに探して見つけた映画音楽の数々をリンクしてあります。

シリーズ『インディ・ジョーンズ』サントラ代表曲

『スタートレック』&『同じく リブート版』メイン・タイトルなど

クラシックも数曲。

あとの曲は気にしないでください。これからも見つけていきます。

残念ながらスマホでは見れないみたいです。PCではどうでしょうか。

動作確認が不十分で申し訳ございません。

 

実はシリーズ『スタートレック』はファンなんです。

 

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