何やってんだろうね、全く。おススメしにくいじゃない。

 

井筒和幸監督、2005年1月公開作品。出演は塩谷瞬、沢尻エリカなど。

 

1960年代後半の京都、高校生がサッカー練習試合を申し込みに行く。その相手は朝鮮高校。そこで出会った女子高生に一目惚れし、ギターを買い、「イムジン河」を覚えて披露しようとする。しかしそこには兄の存在が邪魔になっていた。

 

主題曲「イムジン河」は原曲は北朝鮮だが、1968年にザ・フォーク・クルセダーズがEPレコード2枚目として発売したところ、政治的配慮に欠けるなどの理由で発売中止、回収までされた。当時はラジオ放送でしか聴けなかったそうである。

 

今回は、時間が足らず申し訳ないがここで終りで、この映画のサントラを2曲厳選。オリジナル曲に近い状態のものということでYouTubeで取り上げてみた。メイン・テーマとエンド・タイトル。エンド・タイトルにはTHE ALFEEの坂崎幸之助も参加している。

 

この映画は一回目の鑑賞の時はあまりパッとしなかったが、二度目以降の時は気が付いてみれば、目に涙が浮かんでいた。2002年の南北統一問題を機にあの曲への意識もだいぶ変わってきていたらしいことから、筆者にとっても勉強になったし、韓国映画への意識も変わった。北朝鮮映画は『プルガサリ』ぐらいしか知らない。ああ、あのドキュメンタリー映画もそうだったかな。題名は忘れた。↓(「動画」をタップ(クリック)するとアップロードした動画が全て網羅できます)