最近はコロナウィルスが世界的に猛威を奮っていますね😷
最近はレッスンはオンラインレッスンが主流となっていまして、僕のレッスンでも生徒さんたちのことを考えてオンラインレッスンをしています。
生徒さんたちも、もちろん自宅待機の間は勉強や好きなことに励んでいると思いますしそんな中で、レッスンはとても順調なので一安心😌
さて、僕の大学時代からの師匠から数曲の課題曲を渡されまして只今絶賛奮闘中です。
師匠から指示されたのは
1. Sonata Op.110 As-dur / L.V.Beethoven
2. Pour le Piano / C.Debussy
3. Drei klavierstucks No.2 Es-dur / F.Schubert
4. Ballade No.3 As-dur / F.Chopin
5. Prelude Op.45 / F.Chopin
この5曲になりました、結局のところはこの5曲を仕上げて来いとの事らしいです🙄
Sonata Op.110 As-dur / L.V.Beethoven
https://www.youtube.com/watch?v=B8d4weStyEY Pf: Claudio Arrau
このソナタはベートーヴェンの3大後期ソナタの一つで、のだめカンタービレの作中にも導入されていましたので有名ですね。
この作品の特筆すべきところは、終楽章に大規模なフーガを用いているところで、有名な嘆きの旋律''レチタティーヴォ''を導入しています。絶望し疲れ果てて心もない状況から、歓喜に満ちながら終わりを迎えます。
初期ー中期のソナタと比較して、高い技術はもちろんですがとても深い精神性と叙情性が織りなす作品だと思います。
Pour le Piano / C.Debussy
https://www.youtube.com/watch?v=Adu8qAeqjuQ Pf: Daniil Bogdanov
第1曲 Prelude, 第2曲 Sarabande, 第3曲 Toccata の3曲からなる組曲で、全音階や半音階、技巧的な作法が用いられておりドビュッシー独自のピアニズムが満遍なく感じられる組曲ですね。
1.Prelude
https://www.youtube.com/watch?v=fK9JGieU2aM Pf: Giuseppe Albanese
グリッサンドが何度も出現してくる楽しい曲です笑
半音階が出てきますが、その半音階の微妙な移り変わりを感じるのが難しいと感じました🤔
2.Sarabande
https://www.youtube.com/watch?v=1yb2FW3pfLA Pf: Giuseppe Albanese
バロック音楽の舞曲が元で優雅で落ち着きのある曲調になっています。かつて、同じ近現代の作曲家のラヴェルが1922年に管弦楽編曲を残しています。
全体的に重厚な和音進行で展開していきます。右手の旋律と左手のベースとのバランスが難しく、ppで聞かせるのには相当な練習と感性が必要だと思います。
3. Toccata
https://www.youtube.com/watch?v=REv5eSYxjtk Pf: Giuseppe Albanese
Vifと表記されているように、全体を通して急速に動き回る曲です。
しかしこの曲かなり厄介でして、4:3のクロスリズムが出てきます。この4:3は早いテンポの中で弾かなければならないし、かつ右手のオクターブと内声も響かせないといけないので苦労して弾いてる自分がいます。
このクロスリズムが最高に厄介....↓

この組曲中最も難しく、ドビュッシーのピアノ曲の中でも喜びの島同様にかなりの難曲だと思います。
Drei klavierstucks No.2 Es-dur / F.Schubert
https://www.youtube.com/watch?v=YL1U2UhUil0 Pf: Paul Lewis
魔王で有名なシューベルトのピアノ曲で、3つの曲からなる曲集です。
シューベルト自身の歌劇フィエラブラスから引用されたロンド主題は、抒情的で落ち着いていてc-mollの激しい部分とAs-mollの清らかな部分の2つの対比がとても素晴らしいいです。穏やかさを見せながらも暗い情熱と激情が混じった部分はいつ弾いても難しいです😢
Ballade No.3 Op.47 As-dur / F.Chopin
https://www.youtube.com/watch?v=BkPLDoZXlHQ Pf: Krystian Zimerman
これは有名ですね!数あるショパンのピアノ曲中で人気の高い3曲のバラードの一曲です。
この作品では、優雅で洗練された曲想が曲全体を通して支配していて、前作の1,2番のような激しい曲想は見られない。当時のフランス社会の求める雰囲気が凝縮されているようで、バラード全曲の中、唯一長調で締めくくっているのが特徴です。
この曲は第2番同様に、ショパンが愛読した詩人アダム・ミツキェヴィチの詩にもとづいて作られたとされているが、曲がミツキェヴィチのどの詩に該当するかについては諸説あるそうです。
この曲は、ミキェヴィッツの詩「水の精」より引用できますが「若者は森をさまよい、 湖のほとりで水の精に出会った。 二人は愛を語り合い、 心変わりしないことを水の精は若者に誓わせた。 若者はまた別の湖のほとりで若い女に出会った。 女は先ほどの水の精の化身であり、 若者を誘惑して試した。 若者が女の誘惑に負けたとき、 女は水の精の姿に戻り、 悔しそうに若者に抱きつくとそのまま湖の底に引きずりこんだ。 何もなかったかのような静寂だけが残った」というアンハッピーなものとなっていますが、何より、若者と水の精の女性との対話、つまり問いと答えをこの曲の中でどう表現するかがとっても難しいと感じました。
技術的には、中盤のgisの同音連打からの 和音アルペジオがなかなか厄介で、ここがもつれてしまうと格好がつかずぐだぐだになってしまうので踏ん張りところですね🤔

ただ、ピアニスティックな部分と穏やかと激しさの対比がとても美しいので頑張って弾きたいと思います。
Prelude Op.45 / F.Chopin
https://www.youtube.com/watch?v=TI6i9rnfmQk Pf: Ivo Pogorelich ←これは名演...
ショパンには、24曲のプレリュードとは別に単独のプレリュードが2曲あって、そのうちのひとつです。
ノクターン風の性格をもち、つぎつぎと転調していくところに強い即興性が表れているようです。ゆったりとした簡素な旋律であるけれど、転調が鮮やかな彩りがあるようですね。ショパンは「かつて転調がこれほどうまくいったことはない」とこの曲について語ったというが、本当かな?
この曲中では一体何回転調するの?と思うくらい調性に一貫性がなく、まるで掴み所のない夢を手掴みで掴もうとしては逃げられるという感覚がありました。
この曲で一番技術的に難しいと感じたのは、終盤のカデンツですね。

これはもう暗譜しかないですね...
これらの5曲とも様々な難しさや表現がありますが、一つ一つの曲を大事にして練習していきたいと思います🎹
ではここらへんで💨