昨日FBで少しつぶやいたことが、思わぬ反響があったので!
もう少しお話したいと思います。
”機材の導入で今までできなかったことが、できるようになりました。
では!できなかったときはどうしていたのか?
出来る方法を模索して、カバーしながらやってきたんです。
でも、もう限界です。
いろいろやっていくにつれ、いろんなことが違い過ぎて驚いています。
自分は、綺麗な花を見つけてそれを書くための道具をそろえて描くタイプではありません。
身近にある花の中に、綺麗なところを見つけて。。。
持っている道具と材料でいい絵を描こうと思うタイプです。
でも、殻を破って外にでる潮目が来たと思います。
今工房内では、グラブのご注文と並行して・・・日々葛藤です。
いつかきっと花が咲くと思って頑張ります。”
持続化補助金の採択がおり、その事業計画内の”オリジナル製品の開発及び販路拡大と量産!”・・・
これが当面の工房の課題です。
ご存知の通り、ハンドプレス機1号・2号がすでに参戦してくれており、、、
昨日は、この子が来てくれました。
”角切り助っ人”という工具です。
簡単に言いますと、革グッズの角を落とす金型です。
今までは、硬貨なんかを当てて作業をしておりました。
何度も切り返して角を落とさないといけないので・・・かなりの時間ロスが生じておりました。
これだとある一定のサイズに関しては一発でOKです。
プレス機1号との併用も問題がなさそうです。
これで、かなりの時間が短縮で、きそうなので今は期待しかありません。
先の文章にもありますが、今までは道具がなかったらそれなりの方法を自分で考えてやってきました。
ですから、、、
縫いP加工も、簡単なグラブ修理も!
ミシンがない頃からスタートしたこともあり、手縫いでたいがいのことができるわけです。
革グッズでも金具や菱目打ちは手打ちで!!
ただ、機材が到着しいろいろ試しているうちに、その精度とスピードに驚いています。
とくに同じ作業を繰り返す、穴あけ工程や菱目打ちは、その2点以外に身体への負担も少なくなります。
これは当方のように、時間的にも体力的にもギリギリのラインを歩いてきた人しか理解できないかもしれません。
4年前に腕ミシンと皮漉き機がやってきて、その時の感動と同じです。
当方の工房のスタートは、決して恵まれた環境でスタートしたわけではありませんが、、、
それでもその環境で、スパイクの修理・ソール張替え、グラブ修理・型付けと、、、オリジナル商品の製造までやってきました。
それこそ4年前までは、手縫いから始まり、、、その後は革包丁一つと八方ミシンですべてこなしてきたんです。
ここんところのコロナの影響で、大ダメージですが・・・何とか爪跡を残したい♪
そんな思いで思い切って前に踏み込みました。
先の文章内の、”潮目”です。
きっといい結果が出ると信じております。
今日は、6月9日でおふくろの命日です。
周りにあるもので、それなりの工夫をして物づくりをしている当方見て!
”お前は、お母ちゃんに(おふくろの母親・和裁の先生)にそっくりや!”と何となく嬉しそうによく言っていたのを思い出します。
祖父は、着物の端材を取っておいて、いろんなものをよく作っていたそうです。
おふくろの生前にはなかった、商品も増えていますが~
腕ミシンや皮漉き機が来たときは、喜んでくれたなぁ(^.^)
おふくろの鏡台の化粧用品です。
もう3年そのままなので、ちょっとほこりがかぶってきました。
掃除をして、鏡も磨いてあげないと!
ふと、そう思いました。
潮目!
おふくろのためにも頑張ります。
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