前から気になってたんですけど・・・
うちのお店の前の道ですが！！
北野さんのもちもんだったんですねぇ～？
。。。
・・・すいません！朝からボケネタかましまして♪
この写真をしゃがんで携帯で撮影していたら、横を通っていく人たちみんな！！
皆さんと同じ、、、
。。。
という無言の突込みをしてくれました。
”落ちてるもんでもうまいこと使いよんなぁ～”と、そう思われてるでしょうねぇ～
その通りですけど・・・
気になるもんは、気になりますからねぇ～
これは、仕事も同じですよぉ～
例えば！
これは、型付けのために下ごしらえ中のグラブの内土手部分のスタートの結び目ですが・・・
なんか気になりませんか？
このほうが、すわりはよくないですか？
できるだけ見回して気になったら直すようにしております。
見落としもあるかも知れませんけどねぇ～
ところで、工房内ではいろんな加工をしていることは皆さんがご存知の通りです。
通常のグラブの修理や型付け、サッカーや野球のスパイク修理や縫いP加工、革グッズの生産！！
以外に、知り合いに頼まれて・・・
ご近所・・・
身内・・・
etcと、、、なんか、いろんな兼ね合いがあって専門外の加工も時々やってきます。
以前に知り合いの社長に頼まれて、酒屋さんのマエカケを集金袋に縫い直す！そんな加工ネタがあったでしょ？
そんな種類の依頼です。
今回は、当方の後輩！いわば、身内からの依頼で。。。
これをどうにか！
そんなことです。
息子が野球部の投手で、ランニングのあとその靴のままピッチング練習に入ってしまうとかでこうなってしまうとのこと。。。
つまり・・・
”先輩、P革！でけへん？”
そんなようなことです。
こういうシューズは、ソール部分の構造も製造方法もスパイクとは違います。
ですから、結果から申しますと不可能です。
たまにトレーニングシューズへのP革の取り付けを依頼される事がありますが。。。
お答えは同じです。
理由は、ソール側の当て革の始末の問題です。
ソールに巻き込んで、釘で打つわけにはいきませんし・・・縫いつけもできません！！
ですから今回のように、、、
できる範疇でということになりますとこうなります。
なんか！サッカースパイク修理のソールの圧着みたいになっていますけど・・・
シューズのアッパーやソールの素材の関係で、あんまり強い接着剤は使えないので、できるだけ密着度を高めるためにこうしております。
スパイク用の接着剤だと、溶けてしまう部分もありますからねぇ～
専門外という割には、仕上がりはまぁまぁ～だと思いますが！
問題のソール側の当て革の始末というのは白い糸の縫いつけ部分です。
ミシンの頭が入る部分までということになりますので、縫いP加工のようにコバ部分まで革をかぶせても縫い付けが不可能です。
そういう意味では、今回のように上のほうの破れだとこの修理は有効なものになりますが・・・
破れ箇所によっては、不可能な場合もありうるということです。
当方は、スパイク修理用の材料はある程度置いておりますが、、、
こういったシューズやトレシューの修理用の材料はありません。
ですから、送ってきていただいても不可能なものもある関係でお断りしている次第です。
看板は、、、”スパイク修理”ですからねぇ～
専門外ですから、すわりのいい仕上がりにはならないんです。
ちなみに今回は、ある意味身内ですから。。。
”なんでもええから、その辺の革の歯切れをかぶして！”と・・・
そんな依頼でしたし、身内ですから事情も理解してくれております。
つまり！すわりが悪かったら、たったらええやん♪そんなお話なんです。
スパイクの修理ができるのに！
なんでトレシューの修理がでけへんねん？
とお客さんは思われるでしょうが・・・こういったことです。
ようは仕上がりのすわりの問題です。
よろしくお願いします。
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