昨日も、ご紹介でご来店いただきました。ネットでも見ていただいているようですが、やはり現物を!ということで来ていただいたようです。そのほうが、いいと思います。ありがとうございました。



技と匠のお店!SPORTS mikuni0595 ドンのたわごと


先日の続きで、キャッチャーミットのお話ですが・・・ご来店のお客さんに他ならず!メールや電話でもよく質問のある項目です。『”AミットとBミット”どちらがいいですか?』非常に返答に困ります。『うどんとラーメン!どちらがうまいですか?』と聞かれたら、皆さんはどう答えますか?以前もお話したように、道具は技術、レベル、体格、目的等で選択します。では、その選択のポイントを説明します。


ポイントは、3点です。①ヒンジ、②ウエブ幅と構造、③背面側の捕球面から来る折り返し部分、それ以外でしたら大きさです。写真の①ヒンジは、3スリットです。2スリットと2タイプあります。ちなみに、タニシゲ選手は前者、城島選手は後者です。ヒンジの上部左右の穴2個から、捕球面のウエブ下の最上部の2個の穴の4点を結んだ台形の中にボールが入ります。下の辺と上の辺の寸法が近くなりますとミットは縦長になります。また、ヒンジの幅が広くなりますと閉じやすくなり、狭いと閉じにくくなります。②ウエブは、幅が広くなりますとミットは浅くなります。ウエブには、中にプレートの入っているものもあります。当然閉じにくくなりますが、捕球音は高くなります。③のこの部分のたての寸法が長くなりますとミットは深くなります。従いまして、ミットの深い浅いは捕球面を眺めてもわかりません。


皆さん、イメージできましたでしょうか?言い換えますと、浅くてでかくて硬いミットが一番高い音がするミットになりますが、高い技術を要するミットになります。


この間、北海道からお電話いただいたときにこういったこともお話いたしましたところ、非常に喜んでいただきました。聞くところによりますと、いろんなスポーツ屋さんに問い合わせをされたようですが、あまりこんな具体的にお話をしてくれなかったとのことでした。お力になれて大変光栄です。


どうでしたか?皆さん!ミットの見方のポイント3点を注目するだけでも、ミットの見えていなかった部分が見えますよ♪