帰宅してから晩酌用のビールを夫が開け、

「君は何飲む?」

私は焼酎をオーダーした。

「ところで、何だったの?」

夫が何気なく聞いてきた。

「私が全部悪いの…。」

夫は半分笑いながら

「浮気でもしたの?」

私は黙ってうなずいた…。

夫の顔色が青ざめ、歯切れが悪く

「本当なのか?」

「うそだろう?」

「ごめんなさい。」

しばらく無言になり、

私は子供たちにLINEで

「お父さんに話したよ。
心配かけてごめんね。」

と送信した…。

夫はしばらく呆然としてて

私も何から話していいのかわからず

気まずい時間が流れた…。

息子からLINEで

「お母さん、よく話したね。頑張ったね。大丈夫?」

と着信があった。

その着信を見ながら私は勇気を出して

「13年前のことが忘れられなくて、
出会い系で不特定多数の他人と会ってた。誰でも良かった.…。」

と話した。

夫は激怒して机をバンッと叩き

「ふざけんな!!
あれは浮気でもなんでもなかったんだ!!
証拠もなかっただろ?」

「これは君の復讐か?」

「信じられない!!」

と言った後に玄関から物音がしてきた…。

そこにいたのは、心配な顔をした
誠だった…。