お着物パンケーキ部③コーディネート | きもの着付とお料理教室 wayori @港区白金

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母の影響で子供の頃から日本の伝統衣裳「きもの」をこよなく愛し、日本の伝統食をベースとしたマクロビオティック、
母から受継いだ手作り発酵食品・保存食を日々の暮らしに取り入れています。
お教室やブログを通して、みなさんの暮らしのお役にたてるとうれしいな♪

きもの着付とお料理教室wayoriの順子です。

 

私にとっては、洋装も和装も同じくらい楽しいものです。

子供の頃は本を見てデザインを決めて、母と生地を買いに行き、ボタンやチャックを選び、

母に仕立ててもらうことが度々ありました。

既製品の服には何処かに私らしい形や飾りでアレンジをしてもらい、お気に入りの服は

背が延びて身丈や袖が合わなくなると直してもらって着ていました。

社会人になってもタイトスカートくらいは母がサクサク縫ってくれたり、カーディガンを

機械編みでサーっと編んでくれたりしていました。

 

ヘアカラーをしたりパーマをかけたり、賞与が出るたびに指輪を買い、ピアスやネックレスも

着け、香水も欠かさない。次第にハイブランドで身を固め、毎月、ヘアサロン、ネイルサロン、

まつエク、エステなどでなんだか慌ただしい日々・・・あせる

 

海外旅行は日数分の「昼用」「夜用」「お部屋用」の服を決めたら、服に合わせて靴、

バッグ、アクセサリー、スカーフ、サングラス、帽子、メイクのカラー等をコーディネートします。

間違わないようにメモ帳に全てのコーディネートの細部までを絵に書いていました。

髪型まで書いていたような記憶があります。

お食事のときはハーフアップだったり、夜会巻きだったり・・・。

絶対に絶対にホットカーラーも持って行ってました。もちろん変圧器も。

 

若いときにやりたい放題やり切った点は本当によかったと思っています。

(私世代の方は、きっと同じような経験ありですかはてなマークありですよね~。)

 

和装でも洋装のときと同じようにコーディネートを考えるのが大好きアップアップアップ

唯一、洋装と違う点はシンプルになりました。

 

アクセサリーも時計(腕時計や懐中時計)も香水(匂い袋)も帯飾りもほぼ着けない。

最近は刺繍衿や染衿もあまり付けなくなりました。帯留めも。

 

着物・帯・帯締め・帯揚げ・長襦袢・草履・簪・バッグ。

最低限を纏い、シンプルに着付けが映えるように楽しんでいます。

 

でも、実は見えないところでもあれこれ考えています。特にバッグの中身です。

お扇子は広げるかどうかわかりませんが扇面を選ぶのも楽しいです。

ハンカチやティッシュ入れ、懐紙の柄などバッグから出したものもさり気なくコーデして

おきたいのです。

 

一番のこだわりは着付けかもしれません。

着物も帯も好きですが一番好きなのは私は着付けなのです。

 

普段着も慶事も弔事も20代でも70代でも同じ形の和装って面白すぎます。

 

格や年齢、雰囲気、シーンなどに合わせて微妙(誰が見てもわかるようにはしたくない)に

変えて(同業者レベルが気が付くくらい)着付けを満喫しています。

 

お着物パンケーキ部のコーディネートのお題は「小さい秋み~つけた」でした。

小さい秋なので秋の部分は控えめ(たれ先の木の実)にしようと思いまして、勝手に

裏テーマを設けてコーデ。

 

開店前から夕方まで日本橋三越を着物を纏った一行がうろうろ。これは目立つであろうと

思い、「お買い物は日本橋三越でどうぞ」と頼まれてもいないので個人的にテーマを設定。

帯はエルメス(1階)のカレ(スカーフ)で作っていただいた名古屋帯です。

呉服売り場とお手洗いで他のお客さまから「その帯はエルメスですかはてなマーク」とか「うわさで

聞いたことはあるのですが・・・帯はエルメスですかはてなマーク」と聞かれました。

 

バッグはヴァレクストラ(1階)のイジィデミニです。着物雑誌の常連ですよね。

最近、このブランドにハマって先日5個目が私のバッグ棚にやってきましたー。

 

ヘアアクセサリーはアレクサンドルドゥパリ(新館)です。
25年くらい前に購入しました。
帯にしたスカーフも同じころです。やりたい放題やっていたころのものですウインク

 

そして草履も三越のもの。私が着付を習う前だったと思います。

母が買ってくれたもので踵に三越の〇越マークが刻印されていました。

4,5年前に急に履きたくなったのですが未使用と言えども古いので草履屋さんに持参し、

踵と鼻緒を替えました。

見ての通りの船形で台が低いのです。つま先、低いでしょー!?

三越の番頭さんにお見せしたら「わぁ、江戸好みですね」とおっしゃっていました。

今は普段履きでも台が高いものが多いですものね。

鼻緒は天と同じ鮫小紋柄の本革で細かったのです。本当はそちらの方が粋なのですが

痛そうなので白赤の真田紐に替えました。

白足袋なら赤い部分だけが映えるので以前の赤くて細い鼻緒に寄せられるかな・・・と。

 

着物好きの方々のこだわりコーデは学びも多くて興味深いです。

同じお題でもコーデが被らないし、ポイントも被らないキラキラ
 
秋と聞いてこっくりとした色を帯や小物に用いたり、秋と言えば音楽ということで
和楽器の帯にしたり、秋と言えば中秋の名月で兎さんの帯にしたり、半衿や帯の柄が
秋草だったり・・・。
愛くるしい動物柄の帯に合わせて全体を森をイメージして簪やバッグ、履き物の
素材を木のもので揃えた方もビックリマーク
 
8人8色の秋コーデ、いかがですかはてなマーク
和装を心から楽しんでいらっしゃる皆さんで、眼福でしたよ~。
 
着付の基礎クラスにもエレガンスクラスにもコーディネートを考えるお稽古があり、
いつも思うのです。
もっと自由に、もっと楽に考えていいのですよー。って。
きっとお洋服なら同じくらいの気温でも秋用と春用に分けているものがあると思いますし、
真冬は見た目も暖かそうな服や小物を選び、夏は涼しそうに見える色や素材を選んで
いると思います。
着物だって所詮着るものです。同じなのです。ウインク
 
もう一つ、コーデ発表では言わなかったのですがこだわりがありました。
帯揚げです。
市松の地紋は綿薩摩(着物)の絣に、絞りのハートは帯のお太鼓部分の枝のハートに
リンクしています。
本当、病気でしょう~!?治らなくていいんです~爆  笑

 

可愛い子がいたので・・・つい。

 

可愛いドキドキ

たぶん、くまさん達は既に森に帰ったと思います。

 

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