きもの着付とお料理教室wayoriの順子です。
きもの着付エレガンスクラスとは基礎クラスを修了後のステップアップのクラスです。
着付を習ってようやく着られるようになっても「着たい」という気持ちはあるけど・・・
なかなか機会がなくて、ついつい遠ざかって次第に手順があやふやになってしまうとか、
着て出掛けたけど所作が不安、コーデが不安、お手入れがわからない・・・ということも。
着られるようになったらもっと楽しんでいただきたいのでエレガンスクラスでは私物を
たくさんお見せしながら知識を深めたり、一緒にお出掛けして所作に慣れ、自信を付けて
いただきます。
毎年8月のお稽古は寄席鑑賞です。
寄席が目的ではなくて、まずは寄席に相応しい装いを考えて準備します。
浴衣やカジュアルな夏着物、帯はお太鼓でも良いけど長時間なので半幅帯でペタンコ系に
結ぶと楽です。
予めお弁当や飲み物も買っておいて、お席でいただきます。
こぼれやすいぽろぽろしたおかず、汁気の多いお菜、一口では食べきれそうもないもの、
手掴みでいただくものなどは避けます。
慣れないとうっかりこぼしてしまうこともありますので、毎回、夏の終わり頃にカリキュラムを
組んでおります。夏着物もそろそろお片付けなので。
浴衣4名、木綿+長襦袢4名、麻着物1名、正絹1名、化繊1名…と様々な装いでした。
エレガンスクラス初期の頃は私は小紋でしたが徐々に綿麻や麻着物に変わり、ついに
今年は浴衣にしました。
盛夏に木綿(浴衣)に長襦袢を着て着物風にお召しになる方も多いですが、実はこれは
裾さばきが難しいです。
今回、木綿と長襦袢の組合せの方が4名おりましたので「どうしたか」と聞きましたら
「歩きにくかったです」「なんか裾がまとわりついてしまって・・・」とおっしゃっていました。
何ごとも実体験が一番の学びとなります。
ネットで読んでも、誰かから聞いても所詮はひとごとなので忘れてしまいます。
ご自身が経験したことは忘れないし、次は工夫をしてみたり、所作を気をつけたりして、
徐々に自分らしく快適に着こなせるようになります。
この日の装いです。
桔梗にすすき柄のコーマ地の浴衣です。竺仙の注染染めです。
昔ながらの浴衣の装いがかえってひと目を惹くのか・・・ご年配の女性に随分と声を
掛けられました。(ネガティブなお言葉なかったですよ)
ゲリラ豪富が心配だったので帯は木綿のみんさー織にしました。
紗か単衣の博多半幅帯にしたかったのですが絹物は雨にも汗にも弱いので麻や木綿が
夏はおすすめです。
コーマで電車に乗る日がくるなんて・・・しかも、この年齢になって・・・。
20年前、いや10年前でも予想していなかったと思います。
それだけ温暖化の勢いが止まらず、よって、夏の正絹離れもやむを得ないです・・・。
明日から9月ですが薄物の出番はまだ続きそうです。
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