百聞は一見に如かず | きもの着付とお料理教室 wayori @港区白金

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母の影響で子供の頃から日本の伝統衣裳「きもの」をこよなく愛し、日本の伝統食をベースとしたマクロビオティック、
母から受継いだ手作り発酵食品・保存食を日々の暮らしに取り入れています。
お教室やブログを通して、みなさんの暮らしのお役にたてるとうれしいな♪

きもの着付とお料理教室wayoriの順子です。

 

今月のエレガンスクラスのお稽古のテーマは喪服です。

前半は実物を見ながらお勉強です。

 

「百聞は一見に如かず」

和装全般においても同じです。


便利な無料動画、本、口頭・・・学ぶ方法はいろいろありますが動画も本も口頭も共通

していることは触れられないということです。

 

重さや風合いや光沢感などは実物を見て初めてわかることです。

 

実物を見てこそ初めて「知識を得た」と言っても過言ではありません。

 

エレガンスクラスでは私物を用意して、聞くだけではなくて、実物を見ながら聞き、

時には手に取って風合いを身体で知っていただくようにしています。

 

今回も喪服に関わる小物も準備いたしましたアップアップ

 
袷・単衣・薄物の喪服、通夜や法事の季節の着物
共帯も夏用の八寸・九寸、袷用、両面帯、略喪用、他・・・。
羽織物も夏用、袷用、雨用
帯締めや帯揚げも数種類、バッグ、履き物、喪服扇、お扇子、雨傘、日傘、
割烹着、新しい足袋や半衿、ひざ掛け・・・まだまだあります。
私は喪服の時は着付小物も全て普段用と変えています。
 
着物が着られるようになったら、大切な方を見送るときはぜひ和装で・・・。
 
母を見送るときの実体験ですが親戚、葬儀屋さん、ご近所の方など次から次に見え、
わさわさしていて母を想うどころではありませんでした。
しかし、着付をしているときだけは一人きり。
母を想いながら着物を着て最後にビシッと帯締めを結び、階段を降りて皆さんの元へ・・・。
 
尊い時間でした。

 

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