いろいろな意見もお勉強になり、ありがたいです。 | きもの着付とお料理教室 wayori @港区白金

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母の影響で子供の頃から日本の伝統衣裳「きもの」をこよなく愛し、日本の伝統食をベースとしたマクロビオティック、
母から受継いだ手作り発酵食品・保存食を日々の暮らしに取り入れています。
お教室やブログを通して、みなさんの暮らしのお役にたてるとうれしいな♪

きもの着付とお料理教室wayoriの順子です。

 

数日前に着たコーディネートです。

Instagramとfacebookの「着物ーきものー」というグループには既に投稿済みのコーデです。
 
Instagramは、着付の受講生や修了生の参考になればと思ってPostを始めました。
ブログと違い、写真がメインなので投稿が楽で、過去写真が見やすくて便利OK
 
facebookは個人ではなくてグループに投稿しているのでメンバー以外は見られないのですが
Instagramをコピペしているのでメンバーになっていない方はInstagramをご覧ください。
 
グループに投稿している理由は着物が好きな方がメンバーなので、微力ながら
どなたかのお役に立てたらいいなと思っています。
そのため、以前よりもコピー先のInstagramの説明分が長くなりましたウインク
 
ブログは時間も体力も結構必要(私の場合)なので、滞りがちになってしまいますが
出来るだけ丁寧に書くようにしています。
メールが多くて、ブログまで目がもたないのですショボーン。←レーシックの後遺症!?
 
さて、やっと本題ですビックリマーク
きもののグループに投稿すると見ず知らずの着物好きさんからコメントをたくさんいただきます。
ありがとうございます。
 
コメントをくださる方々のことはほとんど存じ上げないので着物歴や知識レベルもわかりません。
メンバーは初心者の方もいらっしゃれば、呉服屋さん、元呉服屋さん、私と同業の方と幅広く、
コメントもなかなか興味深いものです。
 
今回の写真を投稿する際に着物のことを「付下げ(母は訪問着と言ってましたが)」と
書き添えました。
 
直ぐに「付下げ訪問着でしょうか」とのコメントをいただきました。
私は「恐らく仮絵羽になっていなかった思うので付下げ訪問着かと思います」と返信。
次に「それでしたら付下げですね」とまたコメントを返してくださいました。
 
更に別の方から「綸子の付下げかと思われます」といただきました。
 
(ちなみに、付下げか訪問着かどちらだと思いますかはてなマークとは聞いていません・・・あせる
でも、そのようなコメントがあるということに新鮮さと驚きがありました。)
 
私共の投稿なんかにコメントをくださって恐縮してしまうのですが、
このようなコメントはとても勉強になります。
 
勉強というのは着物の格についてではなくて、いろいろな意見があるということや、
着物離れの要因の一つでもある「着物って難しい」と初心者に思われてしまう所以などを
感じることが出来ました。
上手く文章に出来ないので、お稽古終わりの雑談でお話しできたらいいなと思いますニコニコ
 
基礎クラスの礼装の着物の講義で「付下げの由来と格について」を話しています。
 
更に、訪問着 or 付下げ、どちらの格が上とか下とかが問題ではなくて、
大切なのは柄の意味や柄の量、金糸・刺繍・箔・螺鈿などの装飾加減などによって、
着ていく場所や合わせる帯が異なるということ。
仕立て上がると訪問着か付下げかパッと見てわからないものもあります。
 
柄の少ない落ち着いた訪問着や個性の強い洒落た訪問着もあります。
逆に、古典柄で柄が多め、華やかな付下げもあります。
 
「付下げ訪問着」というなんともまどろっこしいものもあります。
 
一般的な見分け方ですが購入前は、訪問着は仮絵羽の状態、
付下げ・付下げ訪問着は反物の状態です。
 
仕立て上がったものを見分けるのは、訪問着は絵羽で共八掛けがあり、
付下げと付下げ訪問着は八掛けが別です。しかし、共八掛けの場合もあります。
見分けのつきにくいものもあるのです。
 
というようなことまでは、必ず伝えています。
でも、聞いても基礎生の頭の中ははてなマークはてなマークはてなマークでいっぱいだと思います。
 
付下げと付下げ訪問着の一般的な違いは合口があるかないかです。
合口ってはてなマークですよね。
縫い目のところで柄が繋がるように柄付けされているものは、そこの部分を合口といいます。
元々、付下げには合口がありません。
 
今回の着物は左胸と衿(掛け衿に柄がない)は繋がっていませんが、
衽・上前・後ろと柄が繋がっています。
八掛けはぼかしの八掛けがついていて共八掛けではありません。
これらから考えると「付下げ訪問着」ではないかと思います。
 
※この着物が付下げでも付下げ訪問着でも訪問着でも私が着ていく場は変わりません。
大切なのはこの着物の全体の雰囲気です。紋様の意味、柄付けや量が重要だからです。
 
この着物は母がよく着ていました。
母が他界した最初の冬にこの着物を着た写真を父に送りました。
父の携帯電話は母が使っていたもので、待ち受けは初孫でしたがこの日から私に変わりました。
 
私というか、母の着物に変わりました。
 
母が他界してすぐに実家の着物をほとんど私のところに持って来てしまったのですが、
母の着物は私だけのものではなくて父のものでもあるんだなぁと思いました。
 
将来、この着物は待ち受けだった初孫(私にとっては甥)のお嫁さんに受け継いでほしいと
思っています。
いつのことになるか・・・でも、楽しみですラブ
 

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