きもの着付とお料理教室wayoriのたにぐち順子です。
重い腰をなんとか上げて、着物・帯・長襦袢・コートのリストを
作ることにしました。
八掛けを変えたり、寸法を直したり、仕立て替えをしたり、
母から受継いだ着物もたくさんあるし、
その着物を羽織りや帯に変えたものもあるし、
新しいものもこっそり増えていたり・・・
娘がいないので、私に何かあったら着物や帯はどうなるのー
処分する人も困っちゃうし、欲しい人がいても何が何だか分からない
かもしれないし。きっと、分からないよね~
理想は、夫くんの妹や美人三姉妹の姪っ子達が受継いでくれると
いいなと思っています
大切なお友達にもお分けしたいし
ですから、とにかく細かく記録しています。
とりあえず、誂えた年月・呉服屋・和裁士・価格などを明記。
それから、着物だったら、生地の説明(例えば「浜ちりめん」)、
染の説明(例えば「京友禅」)、織の説明(例えば「塩沢紬」、
作家や伝統工芸士の名前など。
反物に付いていた証紙や誂え伝票を探したり、記憶を思い起こしたり。
帯は、西陣だったら証紙番号と機屋の屋号、長さ、合わせる着物の格など。
大島紬だったら、「地球印」「旗印」とか、結城紬は「結」か「紬」かも。
知らない方も多いと思いますが、残りの反物の端っこは大切なのよ
とても、1日では終わりません
自分で思っているよりも、衣装持ちだったみたいです
すっごく大変なのですが、とっても楽しいです
それと同時に幸せ者だなと改めて気付かされます。
両親がたくさん誂えてくれたし、母が大切にしていた着物や帯を
受継ぐことが出来ました。
母が娘時代に一生懸命働いて自分で買った礼装用の名古屋帯は
とても愛おしく思います
お揃いで総絞りのコート(私)・羽織(母)を誂えたけど、
今は両方とも私が着ています
私の入学式・卒業式・結納に母が着た着物も私が着ています
生前、母とたくさん話しが出来てよかった
記録なんてなくても、私の心にリストが出来ていました
みなさまも、お母さまやお嬢さまと何気ない日常会話を
どうぞ大切になさって下さいね
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