12月9日
午前中、雨が降ったらしいのですが、
気づきませんでした
寒い寒いと、コタツムリになっていたからです
きのう、ふと思い立って、「笠そば」に蕎麦を食べに行きました
初めて行ったんですよね
近いのにね
道が狭いと聞いていたので、ちょっと二の足を踏んでいたのですが、ときおり利用する飛鳥のお蕎麦屋さんが、来年から土日しか営業されない予定だそうで、おいしい蕎麦が食べられなくなると、ちょっと悲しいと、新しいところを開拓する気になったのでした
奈良は、関西にあっては、あんがい蕎麦屋の多いところなので、
候補に事欠きません
桜井市の山中にある笠地区は、大和高原の一角
冷涼な気候のため、ソバの栽培がさかんで、
地元のソバ粉を使ったおいしいお蕎麦がいただけるという噂は
かねて聞いて、気になっていたのです
ナビの言うとおりに、1車線しかない県道を山の中へ
(あとで、ちょっと遠回りをすればもっと快適な道があることがわかりました)
対向車が、けっこうあります
そのたびに、離合できるところをさがして、バックしたり…
「売れきれご免」なので、ちょっと不安に思いつつ(13:00近かった)
途中途中に出ている看板をたよりに、たどり着いたのは
山の上
じつは、かなり由緒のある荒神さんが鎮まっておられました
「笠そば」って、笠山荒神さんの門前蕎麦だったんですね
参道には燈籠がずらーり
蕎麦は甘い香りがして、とてもおいしく、
すこし甘めのそばつゆともとても合っていました
なにより、安い
人気がある理由もよくわかります
「笠そば」には蕎麦打ち道場と農産販売所が併設されていて、
荒神さんの縁日が28日だそうで、28日は餅つきがあるそうです
かなり立派な葉牡丹が、200円で売られていました
季節だねー
年越し蕎麦ならぬ師走そばに走ったきのうでした