おもわず「早春賦」を歌ってしまいそうな寒さです

軒にウグイスはいないけど
寒いよー

先日、
うちのペット、二十歳を過ぎた3匹のカメに、
衝撃の事実が判明しました
泳げません





種類はクサガメ
ペットショップで、「ゼニガメ」という名で売られているヤツです
猿沢池とか橿原神宮の深田池にもたくさんいて
人を見るとエサ欲しさにヘラヘラと寄って来る、
あのカメです
泳げないなんて、生きていけないのと同じじゃん

衝撃でした
ふだん漬け物樽で
手足も満足に伸ばせない状態で飼っているので、
冬のこの時期、甲羅干しもままならず、
このままでは、動物虐待だ、と、反省して、
35cmほどの深さにぬるま湯を張ったバスタブに
1匹ずつ入れてやったのですが・・・

手足を動かしてなんとか泳ごうとしたのが1匹
(不格好ながら、水面近くまできました)
壁に前足をついて立ち上がって、鼻先を水面から出したのが1匹
(泳ぐなどということは、夢にも思いつかないようでした)
そして、1匹は、底に沈んだまま、助けを求めて悲しそうに見上げるばかり

(そのあと、あまりのショックに、餌を食べられなくなってしまいました)
せっかく広いところで泳がせてやろうと思ったのに、
喜ばないどころか、まるでこっちのほうが虐待という結果に。。。

カメの寿命は30年以上と聞くのですが、
あまり長生きされると、ニンゲンがくたばったあとの、始末に困る

泳げないんじゃ、放生できないし・・・(もとより放生×
)

それにしても、
水に入れたときの、カメの沈むスピードは、速いですね

肺に空気を一杯入れていなかったら、
ずいぶん比重があるのだと思います
池のカメは、けっこう努力して泳いでいるのでしょうね
やっぱり、孵化したときから泳ぐ練習をしているのでしょうか
うちの3匹のカメは、ちょっと手遅れのようです
ごく小さいときは、水槽の中を泳ぎまわっていたのですが・・・
(もう、泳ぎ回れるほど大きな水槽はない、ごめんタルガメちゃんたち)
いつのまにか、飼われる環境に順応してしまったようで、
けっきょくのところ、ペット、なんですね